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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

竜巻考〔3894〕2013/12/13

竜巻考

2013年12月13日(金)薄曇り

冷やい朝です。ここは早朝の野市、上岡地区。こないだのにっこりで、竜巻とご紹介した上岡地区。報道では、この突風は竜巻であった恐れがある、などと言いよりましたが、今朝の高知新聞では、竜巻であったと推定される、になっちょりました。
理由は、帯状に強力な風が吹いておることと、吹き飛ばされた屋根瓦などが渦巻き上に散乱しちょったこと。それは、地元上岡の皆さんと電力関係の方以外では第一発見者と思われる小生も、まだ真っい状況で、把握できたことです。

しかし、この写真のようにビニールハウスの骨組みをねじ曲げ、納屋を倒壊させた竜巻も、そのスケールはF1であった、と、新聞に書いちゃありました。一番弱い竜巻。あれで一番弱いのか。恐ろしいです、ホントに。
ちなみに調べてみますれば、F1の「F」は藤田さんのF。Fujita-Pearson Tornado Scaleということで、その改良型が2007年から国際的に使われゆうがやそうです。なるほど。

竜巻、日本では、馴染みが少ない感じがしますが、それでもF1〜F2のものが時々発生し、F3のものが数年に一度発生する、となっちょりました。世界の竜巻の80%はアメリカで発生、年間50名程度が亡くなりゆうといいますき、とてつもなく恐ろしい自然災害。
日本では、F3という竜巻、1990年以降、4例確認されちゅうそうです。最近では、2012年5月6日の、茨城県つくば市のもの。F3は、目安として10年に一度の恐ろしい竜巻。で、まだ、日本でF4以上の竜巻は観測されてないとのことです。
ではアメリカでは。

今年の5月20日、オクラホマ州を襲うた竜巻は、記憶に新しいところ。F5とされる、凄まじい竜巻。改良藤田スケールはEFで表すそうで、EF5。その定義は、「強固な建造物も基礎から吹っ飛ばされ、自動車はミサイルのように上空に飛んでいく」だそうです。
コンクリートの頑丈な建物の中に居ても、建物全体が吹き飛ばされて亡くなった方も多い。どうしようもない竜巻。頑丈なシェルターに逃げるしか、方法がないようです。

アメリカ中央部は、竜巻街道と呼ばれるくらい、地球上でもっとも竜巻が発生するエリアやそうです。日本では、それほどのことはないが、それでも時折襲う恐ろしさ。
高知でも、以前、芸西村で竜巻被害があったりしたように、海岸部の平野で多く発生するようです。それも、県東部の海岸に多いような気がします。県東部の、山と海に挟まれた平野。そこは園芸産地で、多くのビニールハウスがありますので、人的被害、建物被害のみならず、農業被害も多くなってしまうのが特徴。で、最近、竜巻、増えてきちゅうような気がするがは、気のせいであってほしいところです。

大自然の恐ろしさ。自然の猛威に人間が逆らうことはできない。恐れ、敬い、できるだけ静かに平穏な状態でいて頂く。そんな思いが、日本人の、太古の昔からの信仰につながっています。


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