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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

大山祇神社、金峯神社、信仰のかたち〔4942〕2016/10/26

大山祇神社、金峯神社、信仰のかたち

2016年10月26日(水)晴れ!

それにしても、日本シリーズ。すごい。昨日の試合は凄かった。広島も日ハムも、どちらも一歩も引かないギリギリの勝負。これが最後の登板になるかも知れない黒田の気迫も、ものすごかった。
こんな戦いが繰り広げられる日本シリーズなのに、高知では、地上波でもBSでも観ることができん、というのはいかがなものかと、思う。テレ朝が放映権を取ってしまうと、こんなことに、なる。もう一つ放送局を増やして欲しい、などとは言いません。言いませんので、こんな時に、なんとか高知県人でも観れる方法を考えて欲しい。
テレビ放映というものの持つ公共性とは、そんなものだと、思う。BSもあるし。なんとかなりそうなもんですけんどね、まっこと。

それはともかく。
昨日、潮江天満宮さんの境内社、大山祇神社さんについて書きました。今朝は、明るくなってから、その大山祇神社さんを山の下から撮影してみたのであります。こんな感じ。山裾の、木の柵の内側が参道。今朝は、初めて、その柵から出てみました。このスペースは、使わんなった古い社や、かつて灯篭などであった石捨て場になっちょります。

こうやって少し離れて全景を見てみると、いつもとは全然違う大山祇神社さんに見える。
小山の上。左側に大山祇神社さんの社。右側に磐座。いわくら。この小山の向こう側が天満宮の本殿になります。
山裾の石垣は比較的新しいので、戦後、こんな感じになったのでしょう。それ以前は、たぶん、こちら側と一体になった山だったのではないか。

小山の樹々は、そんなに巨木では、ない。そんなことから総合すると、本殿裏手の山が宗教空間になったのは、やはり、ここに大山祇神社が勧請されてきたと僕が考える明治初期なのか。違うかも知れませんが。

神社。
今朝の高知新聞に、高知工科大学の渡辺准教授が、香美市佐岡の山にある金峯神社の仮拝殿を設計し、大学の学生と一緒に建てた事業が評価され、World Architecture Community 23cycleにてWinnersのひとりに選ばれたという記事が載っちょりました。渡辺准教授のコメントは、これ。
「地域や、建築のジャンルを問わない全世界の建築賞で、ザハ・ハディドなどの世界トップのスター建築家の作品も並ぶなか、日本の過疎地域の問題に向き合いながら、どうにか神社を守りたいという思いと、その一方で資材をかついで運ばねばならない極限状態での建設の成果が、このように評価されたことは素直に、とてもうれしく感じていますし、今後の佐岡地区での取り組みへの励みにもなります」
素晴らしいですね。

古くからの信仰。地区住民の、想い。
その想いを受け止め、咀嚼し、形にしていく。これは大切なことだね。非常に斬新なデザインの仮拝殿ですが、そのデザインに込められた想いは、地域の住民の皆さんの想いを完全に受け止めたものでありましょう。
こういう宗教空間は、その形状やスタイルがどうであれ、正しく、日本に古くから存在する宗教空間である、と言えると、思う。

最初は、岩であり、木であり、山であった。そこに拝殿がつくられていったのは、便宜的なもの。であるならば、その形はいかようなものでも、良い。

金峯神社と言いますと、吉野の金峯神社ですな。ついこないだ、早朝RUNでお参りしてきたばかりだ。山岳信仰の系譜を伝える金峯神社。香美市佐岡の金峯神社も、山岳信仰の系譜なんでしょうか。
それなら尚更。
今回のプロジェクトによる仮拝殿の姿は、正しいと思いました。


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