1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ひまわり文庫、2017年10月の新刊〔5284〕2017/10/03

ひまわり文庫、2017年10月の新刊

2017年10月3日(火)晴れ!

昨日は降りましたね~、結構。今日は、雨に濡れた街が朝日に照らされて美しい朝。

ブラタモリモードも少し落ち着いて参りまして、なんとなく通常モードに戻りつつあります。そうそう。今週末には、台風で延期になっておりました弊社オープンテラス完成記念バーベキューとなってます。で、先月、9月の新刊でご紹介した本のすごい企業「パプアニューギニア海産」さんのエビも、通販で購入してみたので、これも焼いて食べてみよう。

ここだけの話ですが、実は、試食してます。こっそり。こじゃんと美味しかったです、はい。

それはともかく通常モード。恒例の今月の新刊。

弊社の、僕の蔵書を基本にしたへんてこりんな図書室「ひまわり文庫」の、10月の新刊でございます。いつものように、少し偏った読書傾向が見受けられますが、それはそれ。

 

「なごみのカフェブックVol.7」は、馴染みの広告代理店さんが置いていったサンプル本。高知の素敵なカフェがたくさん紹介されてますので、ちょっと、便利かも知れません。

その右は「10年勝ち続ける最強チームの作り方」。アメリカの、プロバスケットボールチームやメジャーリーグのチームで、少ない予算と限られた資源の中で最強チームを作り上げた人たちが、その考え方、やり方について書いた、本。まあ、こういったビジネス書も読まなきゃね。いや、これは勉強になりました。考え方の基本は「ヘルプ・ザ・ヘルパー」。

流行りの情報分析によるマネジメントとか、カリスマ指導者とかによるチーム強化では、限界がある。重要なのは、利他的な考え、チーム全体への献身の考えを持った選手がひしめくチームは最強になる、という話でした。今の広島カープそのものではないか。この本、ぜひ、弊社のチームの皆さんにも読んで貰いたいと、強く強く思いました。

 

次は「日露戦争史」全3巻。かの、昭和史や幕末史などの著者、半藤一利さんが描いた日露戦争。同時代のたくさんの証言を散りばめながら、日露戦争の実際を解き明かす。これは、半藤さんの講談のような語り口もあって、大著ですけど一気に読んでしまいます。面白い。

日露戦争時の国の指導者と、太平洋戦争時の指導者の対比。なぜ、劣化していったのか。その劣化の原点は、皮肉なことに、日露戦争の勝利にあった。ただ、日露戦争の指導者は、戦争の目的を知っていたので、日比谷焼き討ち事件などで大衆が騒ごうが、とんでもない批判をされようが、その信念をもって終戦作業を推進していった。太平洋戦争の時は、戦争することが目的化し、誰も終わらせ方を考えていなかった、という悲劇。そんなこんなが書かれてます。名著、日露戦争史。現在の政治とか、ポピュリズムとかに鑑みて、重要なことを教えてくれる本だ。

 

その右。「量子コンピューターとは何か」。最新の素粒子物理学、好きですか?

僕は、理解はなかなかできんけど、好きです。僕が今存在している、という不思議を素粒子物理学から考察していくと、面白い。でもこの本、読むのに、日露戦争史よりもずっと時間がかかってしまった。

 

その右。「東京スリバチ地形入門」。まあね。ブラタモリ的街歩きの、入門書。僕のご同輩にような皆様ですが、どんなことを考えて本にしているのか興味深々だったので、読みました。面白かったです。

そして「バッタを倒しにアフリカへ」。

若手、新進気鋭の昆虫学者、前野ウルド浩太郎さんが面白おかしく、それでいて、昆虫への思いが溢れ出る文章で書き綴った佳書。こないだ、9月26日のにっこりでも、少しだけ紹介しましたね。子供の頃の夢が「バッタに食べられたい」だったという男の話。

で、昆虫、面白いと思ったので「ムシの考古学」。虫の化石を調べることで、昔の人々の暮らしや環境がわかる、という視点で研究している、面白い人、森勇一さん。世の中には、色んな人が居て、面白い。

 

面白い人と言えば、右下に置いてある写真集「素掘りのトンネル」。日本各地で掘られた素掘りのトンネルを紹介した写真集だ。こんなの調べている人、居るんだね。

農地を確保するためのトンネルであったり、農業用水を引くためのものであったり、その目的は様々だが、人類は、こんな努力をしてきたんだな、と感心してしまうトンネルがたくさん。これは、ぜひ、探検してみなくちゃ、と思わされます。本当です。

 

左下に置いてあるのは「昭和二十二年二月起 朝倉元兵舎に移転関係記録 高知師範学校に関する追考」。高知大学の吉尾教授が、現在高知大学朝倉キャンパスの横に残っている陸軍第44連隊の施設遺構を保存できないかと頑張ってまして、この冊子をつくりました。貴重な貴重な記録。

 

と、まあ、今月新刊はこんな感じ。ジャンルがいつものようにばんらばんらで偏ってます。いつでも貸し出ししてますので、こんなので良ければ、どうぞ!


←前日の日記2017年10月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter