1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

そうだ。琵琶湖、行こう。〔4575〕2015/10/25

そうだ。琵琶湖、行こう。

2015年10月25日(日)晴れてまんがな

そんな訳で、今朝は京都。と、申しますか、琵琶湖。と、申しますか、大阪。
実は、昨日は東京で、県主催のU・Iターンセミナーがあり、不束ながら講師をやらせて頂いておりました。なので、先週、木曜に業界寄合で東京に行き、金曜日に高知へ一旦帰り、土曜の朝の飛行機で再び東京へ行ったという訳だ。
で、今日は、大阪で同じU・Iターンセミナーがあるので、昨日の夜、新幹線で移動して来たのでありました。

しかしあれですね、大阪、ホテルが取れない。取れても、とんでもなく高い。大阪でホテルが取れんかったので、京都に泊まっちょった、という訳です。ホテルは、京都駅の西、堀川通り沿い。

さて。今日は11時に大阪へ行けば良いので、時間に余裕があるぜよ。どこを走ろう。
そうだ。琵琶湖、行こう。
地図で見てみると、国道1号線などを使えば、十数キロ。これはボッチリの距離だ。電車で帰ってくれば良いし。琵琶湖の夜明けを見てみよう。

そんな訳で5時半頃にホテルを出て、七条通まで北上して東進、鴨川を渡って京都女子大学のところへ。京都女子大の北側の道は、狭くて程よい静けさの良い道路。渋谷街道と呼ぶにかあらん。その坂道をどんどんどんどんと駆け上がると国道1号線にでます。東海道ですな。交通量の多い、広い道路。
山科へ抜けるトンネルのところには、歩道トンネルがあって、走りやすい道になっちょります。山科側へ抜け、少し下ると左側に山科の住宅街の方へと下っていく山道がありました。これこれ。夜明け前の心地よい山道を駆け下ると、東へと向かう幅7mくらいの程よい道路へ出ました。
国道1号線から再び分岐して東進する、渋谷街道だ。

どんどん東進すると、逢坂の関の方へ上がっていく途中で再び国道1号線と合流し、だらだら坂となって峠へ。途中、道路の横に電車の線路が現れました。京阪電車だ。
百人一首の、蝉丸の和歌で有名な逢坂の関の峠を越えると、あとは下って大津の港。琵琶湖。

蝉丸の和歌、
これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬも 逢坂の関

百人一首で、小生が覚えちょったただ2首の和歌のうちの、ひとつなんですね、これが。もう一つは、
紀友則の和歌で、
ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 花の散るらむ

百人一首のカルタ取りをやるとき、「これやこの」と「ひさかたの」だけは、取りたいと思うて覚えた歌。意味も知らずに。
逢坂の関は、京の街を守る重要な関でしたが、平安末期からは形骸化しておったと言います。しかし、東海道の要衝であることには違いなく、古今、重要視されてきた峠の関所。

その逢坂の関から東へ下ると、道路は、大津駅方面への道と、浜大津駅方面への道に分かれます。港の朝日を見たかったので、迷わず浜大津へ。
途中、道路上を、路面電車のように京阪電車が走っておるではないか。これは、なかなか、良い街だ。で、港へ出て、琵琶湖から上がり始めた美しい朝日を撮影。

で。
浜大津から、京阪電車は琵琶湖沿いに北と南につながっちゅうがを発見。京阪石山坂本線というにかあらん。それを北上したら三井寺や大津京、近江神宮という駅があるではないか。これは、走ってみよう。
で、京阪沿いに北上して行き、途中から狭くなった道を更にどんどん北上したら、空き地になにやら標識があります。見てみると「史跡近江大津宮錦織遺跡」と書いちゅう。
なるほど。ここに大津京の宮があったのか。白村江で大敗を喫し、唐・新羅連合軍が攻めてくるんではないかと恐れた中大兄皇子、天智天皇が、飛鳥から慌ててやってきて造営した都。今は、住宅街になっちょって、都であったことはまったくわからんなっちょります。

この空き地界隈に、内裏南門の一部があったと思われちょります。今日走ってきた南北の細い道路が、どうやら、大津宮の真ん中の道。内裏は南面しちゅう訳だ。
土地の形状としては、琵琶湖の方、つまり東へ下っております。ので、東面しちゅうかと思いよりました。つまり、大津宮は、左右、ちくと傾いた都であったのか。

今は住宅街で、発掘調査もキレイにできん場所。
この空き地だけが、天智天皇の思いを今に伝えているのでしょうか。

ここから東へ下るとすぐに近江神宮駅。そこで京阪電車に乗り、浜大津で乗り換えて、今日走ってきたのと逆ルートを山科へ。更に西進し、地下鉄に乗り換えてホテルへモンて来ました。

そうだ。琵琶湖、行こう、19kmランでした。
良い朝です。


←前日の日記2015年10月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter