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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

路面電車の未来〔7539〕2023/12/06

路面電車の未来

2023年12月6日(水)晴れ!

昨日、「安全地帯」のこと書きながら、あんまし書くこともないので失敗したかなー、などと思っておったら、玉置浩二の「安全地帯」と旭川電気軌道の路面電車の「安全地帯」に関係があるところに行き着き、しかもその廃止時期問題にまで発展してしまった。書き始めてから、勝手に内容が広がっていくのは、このにっこりひまわりではよくある事。楽しいねー。楽しくないですか?

 

そんな訳で、旭川の路面電車は1973年、玉置浩二さんが中学生の時に廃線となりましたが、全国の廃線となった路面電車ってどれだけあるんだろう、と調べてみたら、こんなにいっぱいありました。そう。日本はかつて、路面電車天国だった。すごいね。なんと、廃止になった路線の数を数えたら73路線。で、現在日本で運行中の路面電車は22路線。その中でも、最長の路線を誇るのが、とさでん交通なのであります、営業距離25.3kmは圧倒的。

73路線が廃止になった、ということは、全国のほとんどの場所に路面電車が走っていた、という訳だ。

全国の県庁所在地で、路面電車が一度も走ったことがないという都市はたったの12。つまり、35の都道府県では、一度は路面電車が走っていた訳だ。いかに、路面電車がニッポンの乗客輸送を担ってきたのかが、わかる数字。

 

で、こないだも書いたように、LRTも含めて、近年路面電車の価値が見直されてきており、新たな建設や延伸の計画も、こんなにあるのであります。

これからの日本は、どんどんと人口が減る。つまり、道路を走る車の台数も、減る。

地球環境対策は待ったなしであり、環境負荷の少ない輸送手段が求められる。

高齢化社会を迎え、公共交通の重要性が増してくる。

などなど、路面電車にとって追い風となる状況が、我が国では整ってきたと言えるのではないか。ところがそんな中、赤字だという理由で、とさでん交通の路面電車に存廃の議論が起きているのでした。なんだそりゃ、という感じで、ここに、その議論の問題点が整理されているのでぜひ、ご覧ください。

 

ところで、路面電車ウィキの中に「既存線の延伸計画の中止案件」という項目があって、土佐電気鉄道の、高知駅から北への延伸計画のことが書かれてます。あったねー、その話。JRの高架に合わせて、イオンまで延伸させよう、という運動がありました。前の前の知事の時代だ。なかなか国交省のハードルが高くて断念したと記憶します。が、ここに書いている文章を読むと、将来の北進計画に対応して、西側の自由通路が電車が通れる大きさになっているんだそう。なるほど。まあ、どう見てもそのハードルは高そうやけど・・・

 

公共交通のあり方で、街は変わる。劇的に、変わる。願わくば、高知の路面電車も、低床車両を充実させて、未来の高知の公共交通を支える、いや、高知の街、高知の社会を支える重要インフラになって貰いたい。それにしても路面電車ネタが続く続く。


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