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知っとく健康コラム

青汁十菜誕生秘話(その2-販売編) 2000/11/28

前平成8年6月1日、開発太郎が作り上げた青汁は、商品となって発売されました。 90mlのリターナルビンに入った宅配専用商品で、商品名は「菜食健美」と付けられました。販売を開始すると、その飲みやすさが功を奏して予想を上回るペースで増えて行きます。営業社員も、自分たちで種蒔きから始めて作った商品ですから、思い入れが違います。開発太郎もほっと一息というところです。


「菜食健美」は、ひまわり乳業が強力な宅配ルートを持っている高知県と愛媛県を中心に販売されました。賞味期限が製造日を含めて5日間という、非常に短い設定ではありましたが、好評のうちに販売数量を増やして行きました。


ところが…

ある一定の販売数量になったところで、その増加がピタっと止まってしまったのです。何故だろうと、その原因を調べてみた結果、風味は良いが、その、もたっとした飲み口が喉にひっかかって飲みづらい、というお客様の声が多いということが判りました。

開発太郎に、この問題をなんとか解決せよという指令が下ります。


開発太郎は、必死になって考え、とうとうその解決方法を見つけました。原材料の野菜の配合をまったく変えずに、粒子の大きさを小さくすることに成功したのです。この辺の事情は大切なノウハウの部分ですので詳しくは書けませんが、ひまわり乳業の、乳業メーカーとしての技術の蓄積が大きくものをいったということだけ申しておきます。


リニューアルされた「菜食健美」は、平成10年1月に発売されました。再び、販売数量は順調に増え始めます。開発太郎は、販売が増えて行くなかで、こういった商品は、宣伝よりも実際に飲んだ方の口コミが非常に大きな影響を及ぼすということを痛感します。やっぱり大切なのは商品自体の持つ「力」なんだと。


販売量も順調に推移していた平成10年、日本中のあちこちからこの商品を取り扱えないだろうかというお話を頂く様になりました。しかし、要冷蔵5日間の商品では、いかんともすることができません。しかし、せっかくのこの商品の持っている「力」がもったいない、日本中の皆さんにぜひ飲んでみて頂きたい、ということで、開発太郎は、原材料の組織を壊さずに、作ったそのままの状態を保存できる冷凍技術の開発に取り組みます。まだ、南国土佐の暑い夏真っ盛りのことでした。


年が明けた平成11年1月、いよいよ冷凍技術が完成します。全国へ向けての販売の準備が整いました。商品名は、全国の皆様にわかっていただきやすい名称ということで、「青汁十菜」と決定しました。パンフレットやチラシを作成し、広島県でテスト販売を開始しました。鯉のぼりの季節のことです。反応は…

不安に思っていたお客様の反応は、予想を大きく上回るものでした。この商品は、どこへ持って行っても高い評価をいただけるという自信が生まれ、現在も順調に売上を伸ばし続けることにつながっています。


以上、「青汁十菜」誕生秘話をお届けしました。いかがでしたでしょうか?

次回からは新シリーズ「南国土佐はどんなところぜよ?」を開始いたします。お暇な方は読んでみてください。失礼いたしました。

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