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「骨」のはなし(第一話)2003/08/14

さてさて今回のコラムからは、知っているようでなかなか知らない「骨」のお話をいたしましょう。何回シリーズになるか未定ですが、気楽にお読みくださいね。とっても勉強になりますよ!

太古の地球

唐突ですが、話は今から5億4千万年前までさかのぼります。いくら歴史好きのひまわり太郎でも、これくらい昔の話になりますと、ちょっと想像がつきにくい世界になりますね。

誰が見て来たのか知りませんが、相対論的宇宙でいうところのビッグバンによって我々の住む宇宙ができたのが140億年程前と言われております。我が地球ができたのは46億年前、ごく単純な生命が誕生したのが40億年前、そして、硬い殻を備えた三葉虫などの多様な生物が爆発的に増えたのが、カンブリア紀が始まった5億4千万年前です。

現在からキリスト誕生までの時間を27万倍したぐらい昔のお話ですね。古いでしょう?

「骨」の誕生と海

この、三葉虫などの節足動物の硬い殻は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウムでできていました。そしてその少し後に現れる、我々人類の祖先、脊椎動物の祖先の「ピカイア」と呼ばれる小さな小さな生き物には、遂に背骨の構造が見られるようになったのです。

殻や骨ができることによって、生物は、大きな身体を持ち、複雑な構造の身体を持つことができるようになりました。そして、この時代の生き物は、すべて海の中で暮らしていたんですね。「海はすべての地球生物の母である」と言われるのは、こういった事情によります。

ご存じのように、海の中はカルシウムをはじめとするミネラルがとても豊富です。このミネラルが生き物を育み、節足動物や脊椎動物の誕生を促しました。海の中のカルシウムを利用して硬い殻をつくり、丈夫な骨を形成してきたのです。しかし、生物は、大きな転機を迎えることになりました。そうです。陸上進出です。

生き物の上陸とカルシウム

4億2千万年程前、まず植物が上陸を開始します。そして、その植物を追いかける様に、まずは殻を持った節足動物が、そして脊椎動物である魚が上陸して両生類と進化しました。

上陸してしまいますと、今まで見たいに海からミネラルを供給してもらう訳には参りません。食べ物からカルシウムを摂取するしかなくなったのです。ここで脊椎動物は偉大な発明をします。「副甲状腺」です。副甲状腺ホルモンは、骨からカルシウムを自由にだしいれができる技術を生み出すことに成功したのです。

陸上生物は陸上で生活するために骨を丈夫にしました。骨にカルシウムを貯え、貯蔵庫にして自由に出し入れすることで、生きていくのに必要なカルシウムの不足、という恐怖から解放されました。しかし、一生懸命食べ物からカルシウムを摂取する、という永遠の宿命を負っていることには変わりありません。陸上生物をやっていくのも大変ですね。


と、いったところで長くなってきましたので今回はココまで。

う~ん、まだ4億年前というところですか。先は長いですねえ。頑張って参りますので次回をお楽しみに!

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