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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

五台山ミニ八十八ヶ所に一人で挑戦〔5359〕2017/12/17

五台山ミニ八十八ヶ所に一人で挑戦

2017年12月17日(日)晴れ

師走の日曜日。どこもかしこも、人でいっぱいの高知市内。善き哉善き哉。師走は賑やかでないと、いかん。僕も、午前中は街中で用事があって出掛けてました。街で、本社営業のO課長一家が、「スポーツごみ拾い」というのに参加して一生懸命ゴミを拾っているところに遭遇。素晴らしいですね。善き哉善き哉。

で、午後。

2時半くらいから、突然思い立って五台山へ走る。五台山には「ミニ八十八ヶ所」という、四国遍路を一日で済ませられる仕掛けがしてあります。石仏を山中に八十八体。一番から順番に札所に見立て、それを巡礼していく。四国では、いくつかありますよね、ミニ八十八ヶ所。箸蔵寺のなんかが有名でしょうか。

そして、ここ、五台山にも、ある。あるのに、まだ、巡礼したことありませんでした。

五台山のミニ八十八ヶ所は、文政二年(1819年)、開創されたといいます。もうすぐ200年。今も熱心にまわられている方がいらっしゃるようで、そのルートには所々、目印のピンクのテープがあったりします。

そこで僕は、午後2時になって、その八十八ヶ所を走ってお参りしてみようかと思い立った訳だ。まあ、行けるところまで行ってみよう、と。

地図は、ネットで調べたら、少しだけありました。スマホの地図と見比べながら行けば何とかなるだろう、と考えた訳ですね、アサハカにも。

一番札所の霊山寺は、五台山の東端の小高いピークにあります。これは、以前山中をたつくったときに見つけてたので、難なく到着。そして、少し下って走ると二番。極楽寺。

今日の写真は、その極楽寺の石仏をお参りする風景。

この石組み、人為的ですよね。巨石をテーブルのように組んでいる場所、他にもあります。ここ五台山だけではなくて、隣の小富士山にもありました。太古の昔の信仰の痕跡なのか。

小富士山や鉢伏山、この五台山は、仏像構造線の北側に沿って伸びる付加帯。で、チャートの巨石が多い山。

今日、回ってみてわかったのですが、多くの札所石仏は、巨石の上に鎮座まします。それか、祠やお宮さんの横。つまり、昔からの信仰の対象であった場所が札所になっている。まあ、当たり前ですかね。

 

結論から申しますれば、今日は、36番青龍寺までしか行けませんでした。一日で回れるというミニ八十八ヶ所を、走って回ってそれだけ?と思いますよね。

でも、それだけ。無理でした。案内なしでは。

ネットの地図では、23番薬王寺までは頼りになりました。しかし、24番が記載されてない。見当をつけてたつくりまわってみても、ない。小一時間たつくった挙句、竹林寺さんの納経所へ行って、尋ねてみました。

すると、手書きの地図をくれる。ミニ八十八ヶ所の保存に奔走していらっしゃる佐藤さんという方が作成された、地図。その地図を渡してくれながら、「地図だけではわからんと思いますよ」とのお言葉。そして佐藤さんの電話番号をご教示くださいました。

お坊さんも、ミニ八十八ヶ所はわからんそうです。そうか。お寺さんとは完全に独立したミニ八十八ヶ所なのか。

地図ではわからんかったので、電話しました。すると、23番の次は、40番台に行くようになる、とのこと。24番は少し離れて遠いと。なるほど~。探しても無い訳だ。

でも、几帳面な(嘘です)僕は、どうしても次は24番に行きたくて、教えられた石段を下る。ここで痛恨のミス。うっかり見過ごしてしまった。竹林寺さんの参道入り口近くから石段を下ってください、と言われて下ったのだが、見つからずに麓近くまで駆けおりる。これはおかしいと思い、再度石段を駆け上がると、石段をちょっと降りたすぐに鎮座してました。良い運動になりましたが、時間ロスは致命的。

案内無しで、行ったり来たりウロウロウロウロしながらでは、かなり時間がかかってしまうことが、今回のことでよく解りました。

結局、36番青龍寺で日没サスペンデッド。いや、暮れてからもしばらくたつくったんですよ、これでも。たくさんのお墓や五輪塔などがある、静かで真っ暗な山道を。一人で。でも、もう、無理。

 

まあ、仕方ない。次回の楽しみができました。

 

それにしても五台山、すごいです。

たくさんの道が、縦横に走る。お宮さん、お堂、祠の多いこと。今は荒れた道も多いけど、かつては、たくさんの人が色んなルートで登り、畑をつくり、神仏に祈り、生活をいていた山であったことが、よくわかりました。こんなにも身近な五台山なのに、初めて通った場所ばかり。

五台山は、まだまだ知らないことだらけ。

 

僕らは、まだ、なんにもわかっていない。こんなにも身近な場所に、こんなにも知らないことがある。

なんにもわかっていないことがわかっただけでも、大きな収穫。冬の夕暮れ。


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