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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

想定とわかりやすさ〔7125〕2022/10/18

想定とわかりやすさ

2022年10月18日(火)晴れ

今朝の高知新聞に、次の南海地震の発生確率についての記事が大きく取り上げられてました。高知県人がよく耳にする、「30年以内に70~80%」というやつね。あの確率予想の根拠が、室戸の「湊番役」であった久保野家が保管していた資料にある、という、あまり知られてない内容の記事。

久保野家の資料には、1707年の宝永地震と1854年の安静地震の際の、室津港の推進に関する記述があり、その記述を元にして地盤の隆起量を推測、その推測値を根拠にして、「30年以内に70~80%」という想定を導き出している訳だ。訳です。

で、その資料の解釈、解析、分析については異論もあって、潮の満ち引きや測量方法などの記述がないので正確さに欠ける、ということから、根拠は不十分である、という意見。

そうですね。確かに、そう。古文書を解読したりする専門家からしたら、この推測はかなり強引に見えるのは、当たり前だと思う。思います。

 

この、2018年に国の地震調査委員会が公表した「30年以内に70~80%」という数値。これについて、調査委員会の事務局を務めた方が、正直にこう言うてます。「確率評価は地震への危機意識をもってもらうために公表を始めた。高い数字としたのは、意識を低下させず防災政策を進めるためだった」

なるほど。

調査も公表も科学的、論理的なもの、とは言えんけど、気持ちは、わかる。

研究者には、その研究の正確さ、精緻さが求められるのは当然やけど、「政策」となると、ちょっと違ってくる訳やね。なるほど。

で、この記事にも書いてるように、いずれにしてもいつ巨大地震が襲ってくるかは誰にもわからん訳で、この「30年以内に70~80%」というのが仮に20%だとしても、それはかなり大きな確率である、ということ。そんな地域に僕らが住んでいる、ということは、忘れてはならん訳です。巨大地震はいつ発生しても、おかしくない、と。

 

こないだ、南国市に新しく完成した避難タワーのこと、書きました。その名も「スポーツセンタータワー」。元々は、盛り土を施して「命山」にする計画だったのが、予算の関係などで、避難タワーになりました。大階段が、なかなかいい。普段は、あの階段で足腰鍛えるのもいいかも知れない。スポーツセンタータワーだけに。

今朝、会社から高知市内方面へ行く途中、再び撮影してきました。興味深いのは、タワーの途中や大階段の途中にある、青い線。そう。恐らくは、この界隈の津波最悪想定が、あの青線なんでありましょう。あそこまで津波がくる可能性がある、と、日々目にすることで、いざという時に対する心構えを涵養する。そういう意味があるのかどうかは知らんけど、わかりやすくて、いいね。

 

その最悪想定の高さについては、専門家さんの計算根拠があるんでしょう。「30年以内に70~80%」のような政治的配慮があるのかどうかは別にして、ここでいつもいつも危機意識を持つことは、正しい。

 

科学的に正確かどうかは別にして、久保野家文書の価値が計り知れなく大きいのは間違いない。危機、危険を、直感的に感じておくことは、大切だと思う、秋の朝。そんな気構えで、そろそろ仕事を始めよう。


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