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浦戸湾巡航船〔3110〕2011/10/21

浦戸湾巡航船

2011年10月21日(金)曇っちょります

今日は高知。昨日の朝、モんて来ました。
浦戸湾で、 60年、漁師をやられゆう橋田謙一さんという方がいらっしゃいます。その方が、三里史談会の会報「大平山」に寄稿された、「浦戸湾から始まった私の漁師人 生」という玉稿があります。戦争前からの浦戸湾の様子が、それこそ実体験に基づいて描かれちょりまして、それはそれは興味深い文章です。
その中 に、昭和6年発行の、「浦戸湾一帯・遊漁案内地図」というがの写真が掲載されちょりました。これには、「チヌ、スズキ、グチ、ヒョウゴ、エバ、アマギ、ノ ロギなどの釣り場所、釣れる時期、釣りを楽しむための注意事項、そして【朝焼け門を出でず、夕焼け千里を行く】などの数項目を晴雨の予考として列記」し ちゅうそうです。日曜日とかには300艘を超える船が浦戸湾にひしめいてニロギを釣りよったそうですき、その浦戸湾での釣りの人気ぶりが伺えます。
で、 その案内地図の裏面には釣具店や貸し舟屋さんの広告がビッシリ。そして「高知巡航船株式会社」と「湾内急行汽船」の、浦戸湾内巡航船の料金表も載っちょり ます。これを見てみますと、当時の巡航船乗り場は、農人町、桟橋、新地、トンネル、仁井田、種崎、御畳瀬、長浜、浦戸の9カ所。新地は稲荷新地のことで、 今の若松町の界隈。トンネルはどこでしょう、孕の半島にあるトンネルのことでしょうか。そう言えば、あそこに水上飛行機の乗り場と格納庫もありました。
ひまわり太郎の母親は、浦戸から桟橋まで巡航船に乗り、桟橋から電車に乗って女学校に通いよったそうです。
時刻表を見ると、種崎発桟橋行きの始発が6時。最終は午後7時で、20分毎に発船となっちょりますき、なかなか便利やったと思われます。料金は種崎から桟橋までで12銭。
面 白いのは、旅客料金と別に「曳き船料」として1隻20銭と書かれちゅうところ。浦戸湾に、手漕ぎの櫓船で釣りに出ちゅうひとたちが、湾奥から種崎、浦戸界 隈まで、巡航船に引っ張ってもろうて出て来たりしよったがにかありません。巡航船が、後ろに何隻も船を引っ張っていきゆう風景は、当たり前の景色やったそ うです。
ここは今朝の種崎。浦戸湾対岸の御畳瀬に渡る県営渡船の乗り場。朝、6:40発の始発船が、丁度出航した直後。この渡船が、往事の巡航船の痕跡として残っちょります。
こ こに、最近、新しくゲートがつくられました。津波対策。種崎は、必ず津波が襲うてくる地区。宝永地震津波では「亡所」になっちょります。堤防もエイですけ んど、避難できる場所をもっともっと、一刻も早くつくる必要がある地区です。高齢者が歩いて5分で行ける、津波にも大丈夫な避難施設。優先順位を考えま しょう。


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