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田野と塩〔3766〕2013/08/07

田野と塩

2013年8月7日(水)あづい!

昨日今日と、35℃を超えるような暑さ。ここはどこの国かと思うくらい。尋常ではないですね。とは言え、朝は涼しゅうございました。湿度が低く、爽やかな朝。しかしお日様が昇ってからは気温もどんどんと上昇。立秋ですが、暑い暑い。

今日は田野。高知県東部の田野町。ちくと用事があって、やって来ちょります。小生の祖父までは、田野出身。戸籍も田野のまんまで、小生、田野で暮らしたことはないのですが、田野出身の高知市界隈在住者の集まり、高知田野会の構成員なのであります。過日、年に1回の高知田野会の会合がありました。町長、議長、役場の幹部の皆さんもお迎えして、得月楼でやりました。

町長の話の中で、興味深かったがが塩の話。今、田野は、塩で売り出しゆうのであります。
きっかけはご存知田野屋塩二郎くん。

元サーファーで、見るからに遊び人みたいに見える彼、なかなかの信念の男。田野屋塩二郎くん。
大方の天日塩生産者に弟子入り、そして。どっかで塩造りをやりたい、と、各地を廻るも、よそ者にはなかなか土地を貸してくれるようなところはない。特に田舎は。また、彼のヤンキーのような外見も、田舎者にとっては拒否感倍増やったでしょうな。

そんな中、田野町だけが、受け入れてくれたがやそうです。さすが、田野。で、手作り塩のため、休みもなく、真面目に真面目に塩をつくりつづける塩二郎くん。写真にも、この炎天下、ビニールハウスの中で天然塩をつくりつづける塩二郎くんの姿が。忙しそうやったので、よう声を掛けませんでした。
田野町も、全面バックアップ体勢を取る、ということで、町長始め、力が入っちょったという訳です。突然、田野で、塩。これからどうなっていくのか。乞うご期待!
世の中、こんなふうに進んでいくき面白いがですな。

ところで、小生の曾祖父は、田野で長いこと役人をやりました。明治12年に田野村戸長役場筆生として奉職、明治22年から27年の5年間と、同31年から大正2年までの16年間、都合21年間、助役をやっちょります。なかなか長い助役生活。その間、一番有名な事績は、奈半利川堤防の工事でしょうか。あと、森林鉄道の敷設にも、尽力しちょりますね。忠霊塔の真ん前にある頌徳碑によりますれば、「資性恬淡温良にして人に接するに八面玲瓏、調和の才に富む故に、ゆくとして敵なくしかも事に当る熱心なるをもって企てならずということなし。」

う〜ん、頌徳碑ですき、褒めちぎっちゅうがはわかりますが、ひまわり太郎も見習わんといかんと、冷や汗がでてしまいます。
我が家のことを、こんなに書いてしまいました。申し訳ございません。しかし、田野には、そしてこの曾祖父には、特別の思い入れがあるのであります。小生としては。

その曾祖父の名前は、吉澤文治です。


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