素晴らしい路面電車〔8358〕2026/03/04
2026年3月4日(水)晴れ、強風
なかなか強い風が吹く朝。早朝、強風が吹き荒れてます。昨夜の皆既月食、日本列島で見られた地域は少なかったようですが、高知ではなんとか見れたようですね。良かった良かった。
さて。この「にっこりひまわり」を書く際には、よく、ウィキペディアのその日の出来事を参照します。3月4日だとこんな感じ。
で、そこには1882年ーロンドンでイギリス最初の路面電車が走る、という記載があります。路面電車を愛する僕は「なるほど」、と思い、少し調べてみることにしたのです。してみましたが、1882年3月4日にイギリス最初の路面電車がロンドンで走った、というエビデンスが見当たらない。
「第一次大戦前におけるイギリスの電気鉄道」という論文が出てきて、その中の「路面電車」という項目にはこう書かれています。
「イギリスでは83年、ドイツ人の時計技師を父にもつMagnus Volkがブライトン市で1/4マイルの電車を走らせたのが最初である。」
その他、路面電車の歴史とかを見てみても、1882年ロンドンで、という記述は出てこない。謎だ。この辺がネット情報の危ういところやねー。
などと思いながら、今朝はじっくりとウィキの「路面電車」の項目を読んでみました。「危ういところ」などと言いながら・・・
まず、こう書かれてます。
「世界では50か国の約400都市に存在し、ドイツ周辺や、東欧・ロシアなどの旧東側諸国などで特に発達している。中略。バリアフリーの観点から20世紀末以降は路面から乗降できることが再評価され、欧州や中国を中心に整備や延長、新都市での開業が積極的に行われている。また、公共交通機関として都市中心部の歩行者空間に乗り入れる形態も多い。」
そうなのだ。そして「各国の路面電車」を見てみるとこう書いてある。
「路面電車は成長期にあり、世界中で約400の路面電車ネットワークが運行され、毎年いくつかの新規路線が開設され徐々に拡張されている。」
そう。そうなのだ。
地球社会の流れとしては、路面電車は未来の公共交通機関だと言えるのかも知れない。高知を走っている路面電車は確かにほとんどが僕と同年代か年上で、レトロかも知れんけど、そういったものと最新の低床型車両を組み合わせて運行することで、利便性が増していくのだ。なんなら、宇都宮のLRTのように新規路線を建設してもいいくらいの、未来の都市交通を担う夢のインフラかも知れない。
という妄想はともかく、とさでん交通の電車を廃止してバスに置き換える、などという発想をしてる人には、世界の趨勢をもっと学んで欲しいと思うのでした。
人口が減少していくこの都市で、自動車の数も減っていくこの街で、どのような公共交通を構築していくか、という問題。
それはともかく、1882年3月4日にロンドンで、という話はいったいどこから来たんだろう。
