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久々の七ツ淵神社さん〔3875〕2013/11/24

久々の七ツ淵神社さん

2013年11月24日(日)晴れ!

良いお天気の日曜日。午後から時間があったので、またまたまたまた北山RUNにしてみました。今日は七ツ淵コース。

ここは七ツ淵神社さん。北山の峠を越え、もう一山越えて下ったところに鎮座まします、古いお宮さん。
明治の廃仏毀釈までは弁天さま。ですきに、普通は厳島神社さんに移行しちゅうケースが殆どなのでありますが、ここの場合は、渕の名前が神社の名前になりました。それほど、この渕の名前、七ツ淵は、大切な名前でありつづけてきたがかも知れません。

渕ですき、やはり龍神様。で、五穀豊穣、大漁、商売繁盛の神様として、それはそれは人気のあった七ツ淵神社さん。
こないだも書きましたが、旧暦13日には祭礼が行われ、昭和初期の記録では数千人の信者が参詣に集まったと言いますき、すごい、
小生の父親は、昭和2年に秦泉寺で生まれちょりますき、往時の賑やかさをその目で見ちょります。秦泉寺から七ツ淵まで、その長い長い山道には夥しいヒト。露店も山道に並んで、それはそれは賑やかやったと、一緒に北山登山をするたんびに教えてくれました。
秦泉寺からここ、七ツ淵神社までは山道を歩いて2時間。それを、老若男女、たくさんの人々が楽しみながらお参りしよった風景。今からは想像もできません。

高知の商売人の尊崇篤かった、という証拠に、この立派な玉垣には市内の商売人の方の名前がずらりと並びます。手前の玉垣には「松魚つぶ本舗 山西金陵堂」と刻まれます。おう。カツオ人間。

この本堂の奥から、滝と渕が続きます。紅葉が始まり、それはそれは見事な風景。高知市からこんなに近いところに、こんなすごい渓谷美の世界があるとは、あまり知らんのではないでしょうか。
小生もホントに久し振りにやって来ましたが、ビックリするような素晴らしい景色でした。

七つの渕には、それぞれ名前があります。あの本堂の向こうにしつらえられちゅうこじゃんと急な鉄階段の下に、菅生瀑(すごうばく)。その下に武者カ瀑。
恐ろしいような、崖の続く渓谷。急峻な道を登って下ると、孕瀑(はらみばく)と甲瀑(かぶとばく)。更に下って藤カ瀑。その下、渡カ瀑の上で対岸に石伝いに渡り、こじゃんと急な山道をどんどん下って下女カ瀑。

それぞれ、滝と渕と紅葉と緑。お日様が紅葉を輝かせゆうところもあって、幽玄に、美しい七ツ淵。車でも行けますき、見頃の来週くらい、ぜひ、行ってみてください。父親に連れられて来た、子供の頃は、鎖とかを辿っていかんといかんかったです。今は、キチンと遊歩道。

一番下の下女カ瀑。哀しい伝説が残ります。
七ツ淵は、言わずと知れた平家の落人伝説の土地。源平合戦で破れた平家の落人が、四国山地を越えてこの山中にたどり着きました。
ここで、源氏の追手に怯えながら暮らしよったところ、ある日、白鷺の群れが飛び立ちました。それを、源氏の追手の旗印であると思うてしまい、もはやこれまで、と、平家側の女性達が渕に飛び込んで果てた、という伝説。下女カ瀑に残る、平家落人伝説。

北山は、お地蔵さんや観音様、八十八ヶ所、そしてここ七ツ淵など、太古の昔からの庶民の信仰、思いが溢れちょります。まだまだ知らない世界が、どっしこ。もうしばらく、北山ブームは続きそうな気配です。


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