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56才の電車〔4076〕2014/06/13

56才の電車

2014年6月13日(金)晴れ

高知は、梅雨というのに、お日様。少し蒸せます。午前中、高知市内で会議があり、それが終わって、今、電車に乗っちょります。終点の後免町駅まで乗り、そこに置いて来ちゅう自転車に乗って会社に帰るがです。車を会社に置いちゅうので、こういったことになりました。

電車。
土佐電鉄の路面電車は、たまに乗りますが、なかなか風情があります。日本に現存する路面電車の中では、一番歴史が古いがにかありません。路面電車部分としての走行距離も日本一と聞いたことがあります。市内は、のべつ電車がやってくるので、なかなか便利な公共交通。もっともっと盛り上げていきたいですね、高知市民、南国市民、いの町民の足として。

それにしても、この電車という機械の寿命の長さは大したもん。すごい。
今乗っちゅうこの電車、年齢は、満56才。小生よりも3才年上。そんな機械が、なんの不都合もなく現役で安全に走りゆうこと自体、他の乗り物の現役寿命と比べて突出しちょりますな。
社内の、広告とかのスペースに「私の履歴書」が掲げられちょります。目の前にありますので、その文章を転載しましょう。

私の履歴書 701号
私は昭和33年(1958年)3月に大阪のナニワ工機で生れ、下関市の山陽電気軌道で昭和46年(1971年)1月まで13年間走り、昭和46年(1971年)2月に当地に来て走り続けています。これからも大いに頑張りますので可愛がって下さい。
全長12m 定員62人 全鋼製二軸ボギー車

以上転載。すごいですな。56才で、高知に来てこの路面を走り出してからでも43年。その頑丈さは、驚くべきものがあります。

例えば自動車で、これっぱあの年数のものになると、完全にクラシックカーで、マニアによって取引されゆうでしょう。昭和33年発売の自動車で有名なのはスバル360。ミカサ・ツーリング。いかがでしょうか。今、現役で走りゆう姿を見ることもほとんど無いなりました。トヨタのパブリカは小生と同じ53才なので、まだ生まれちょりません。

飛行機は、自動車に比べると現役稼働期間はかなり長い。我らがYS-11は、昭和39年就航ですき現在は50才。まだ、海外では飛びゆうと聞きますし、国内でも、数年前まで飛びよりました。40年以上、日本の空を飛び続けてきた訳で、その頑丈さ、優秀さはたいしたもんです。
それよりずっと若いジャンボジェット機は、もう、飛ばんなりましたが。

それにしても電車。
今、ガタンゴトン、ウィーン、と唸りながら走る電車の車内で、このにっこりを書きよります。実に心地良い空間。自分より年上の機械に抱かれて、快適に移動する時間。

現在、高知は、土佐電鉄と高知県交通の統合問題が喧しゅうなってきちょります。公共交通のあり方、というのは、合理性だけでは片付けられない重要な問題。願わくば、高知の中山間や田舎のコミュニティがキチンと存続できるよう、使命を果たせる新会社になってもらいたいことろ。
小生、日本は東京と名古屋だけでは存立できないと思いよります。豊かな地方の文化や風俗、コミュニティがあってこその日本である、と確信しちょります。ホントです。
この頑丈な、とてつもなく寿命の長い乗り物に乗りながら、公共交通機関の有り様、日本の国土のあって欲しい姿、末永いコミュニティの存続など、色々と考えてしまいます。

そんなことを考えながら電車に乗り、このにっこりひまわりを書きよりましたら、今、ごめん町に到着。便利なものです。

この56才の機械が活躍する姿は、勇気を与えてくれますな〜


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