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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ああ、昭和の日〔4762〕2016/04/29

ああ、昭和の日

2016年4月29日(金)晴れ!

みどりの日。我々にとっては天皇誕生日として馴染みの深い4月29日。今日から大型連休が始まった、という都会風の方々もいらっしゃるのでしょうかね。
今日は、田野町へ来ちょります。高知県東部の、文教の街、田野。

安芸郡には、中芸と呼ばれる地区があります。西から安田町、田野町、そして奈半利町。その真ん中が田野町で、藩政期には参勤交代での殿様の宿泊所があり、高知の城下と大阪との間の交易や材木で栄えた、田野。
田野が「文教の街」と言われる所以は、たぶん、田野学館に由来する。そう。幕末の嘉永6年(1853年)、つまり、ペリーが浦賀へやってきた年、安芸郡奉行所に併設される形で、藩校「田野学館」が作られたのでありました。

この学校に通うた清岡道之助や治之助など、大勢の若者が維新の志士となり、幕末の政治情勢に大きな影響を与えたのはご承知の通り。開学の翌年に入学したのは中岡慎太郎。北川から、毎日毎日、山を越えて歩いて通うた、慎太郎くん。入学時の満年齢は、15歳か16歳でしょうか。
で、翌1855年、26歳の武市半平太が、藩の命で、剣術の出張授業ということで、田野学館を訪れちょります。今の横堀公園の近くに道場を開いて、声望が高まり始めておった頃。

そこで、中岡慎太郎少年は、武市半平太に剣術の指南を受けたと言います。剣術だけではなく、半平太の人物にも触れたと想像できます。

その後、時代は風雲急を告げ、維新へと急展開していく幕末の日本。
そんな中、土佐からは有為の人材がどんどんと輩出し、活躍していった。

明治になり、新政府で活躍した土佐人の出身地を見てみると、宿毛と佐川が多いですよね。宿毛には日新館があり、佐川には名教館があった。
若き日に良い教育を受けた人材は、新しい世の中の中枢で重責を担い、活躍していった訳ですが、田野学館や中芸界隈出身者は少ないように見えます。

やはり、野根山二十三士の事件で、たくさんの有能な若者が殉難したのが大きいのでしょうか。

それにしても、教育の大切さがよくわかる、幕末から明治に活躍した人物の出身地図。

地図と言えば、地理院地図。
地理院地図の空中写真で、田野界隈を見てみよう。
て、最新(2007年〜)というのが、ない。2004年〜の「簡易空中写真」というのは、ありました。そして、1974年〜1978年という空中写真も、見れます。
その時代。もう、森林鉄道は廃され、魚梁瀬とかで伐り出された材木は、トラック輸送になっていました。しかし、空中写真では、道路となった鉄道路線跡も、よくわかります。そして貯木場。

田野の中心部に、広い広い貯木場が見えます。現在の役場や図書館、ふれあいセンターなどがあるエリア。この写真ですな。
なんとなくだだっ広い感じは、ここが広大な貯木場であったことに由来するのか。

1974年〜1978年の空中写真ではこんな感じですが、他に「単写真」ということで、もっと古い空中写真も見れます。解像度は悪いですが。1947年、つまり戦後間もなく、米軍が撮影した空中写真があります。それを見ると、この貯木場は、無い。
ひょっとしたら、トラック輸送が主体となってから整備された貯木場なのかも知れません。いや、多分そうだ。古い写真からは、いろんなことがわかってきます。
広大な貯木場が整備され、材木需要の減少とともに不要となって再開発され、公共施設が立ち並ぶ。

今、田野まで、高知の市内からは1時間半で楽々やって来れます。
しかし、僕が小学生の頃。昭和40年そちこちの頃は、車で、3時間〜4時間はかかっていたと記憶します。未舗装区間も多く、道路は集落の中心部を抜ける狭い道。
バイパスのような道路がどんどん作られていったのが昭和50年頃。

田野へ来るたび、そんな、時代の変遷を実感してしまいます。これからどんなに変わっていくのだろうか。

と、ここまで書いて、今日はみどりの日ではなくて「昭和の日」であることを思い出しました。そうだ。天皇誕生日はみどりの日になって、今は昭和の日か。
昭和は遠く、なりにけり。


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