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ディズニーランドと地形〔4810〕2016/06/16

ディズニーランドと地形

2016年6月16日(木)薄曇り

なんでも、今日、上海ディズニーランドがオープンするんですってね。まあ、賑わうことでありましょう。結構結構。

ここは東京ディズニーランド。今朝、午前中の飛行機で東京にやって来ました。羽田空港へ着陸するのに、今日は珍しく東側から回り込みました。すると、ディズニーランドの横を通ります。このように。

あいにくの薄曇りで、はっきりくっきりという訳には参りませんが、ディズニーランド。
眼下の埋め立て地。向こう側がディズニーランドで、こちら側がディズニーシー。
ディズニーランドの向こうに流れ込むのは旧江戸川。写真右手の埋め立て地は、浦安。

東京湾に流れ込む土砂が堆積してできた沖積平野と、埋め立て地。まあ、どちらにしても柔らかい砂地がもとになっちょりますので、地盤、やおい。
東日本大震災の際、液状化現象で、とんでもない被害を受けたのが、浦安であったのは、記憶に新しいところ。

かつてのここの海岸線は、行徳塩田という塩田があった、土地。塩田ができる場所は、穏やかで少雨、乾燥した場所である、ということから、ここがディズニーランド建設の候補地になったのだと言います。なるほど。
埋め立てられる前の地形は、いつもの地理院地図で見ることができます。地理院地図の情報リストから、「空中写真・衛星画像」というのを押せば、1945年から現在までの、色んな年代の空中写真を見ることが、できます。

1974年〜1978年という空中写真を見ると、すでに、この地形に埋め立てられちゅうのがわかります。その頃、埋め立てられたんだ。

1961年〜1964年という、僕が生まれてから東京オリンピックまでの頃の写真を見ると、まったくの自然地形。
旧江戸川が流れてきて、現在のディズニーランドの少し北側で二股に分かれる。河口部の、中洲。その、中洲の南端が、今の舞浜駅界隈なんでございます。
その河口部の中洲を利用し、南側に拡大して埋め立てられたのが、この、ディズニーランドの島、という訳だ。

そして、右手の浦安の市街地は、海。
現在の浦安市役所は、その、昔の海岸線のところに在るんですな。しかも、海岸線の、海側。東日本大震災の際、浦安市は、液状化現象で、地中に埋められた水道管やガス管などがバランバランに破壊されて、復旧にはかなりの時間がかかったと記憶します。
地理院地図の土地条件図なんぞを眺めておりますと、その土地の成り立ち、地盤などなど、わかってきて、災害の起こりやすさ、起こりにくさが少しづつ理解できてきた気になるので、不思議。

ともあれ、ディズニーランド。
僕が、アメリカのディズニーランドに行ったのは、21歳の頃。その頃の、ここの空中写真を地理院地図で見ると、この埋め立て地は既にあり、最初のディズニーランドの部分の整地が始まっちゅうような感じでした。
で、ここに東京ディズニーランドができ、ディズニーシーができた。ディズニーランドは、今の若い世代にとっては、あるのが当たり前のテーマパークになってしまいました。

本日オープンという上海ディズニーランドも、きっと、大成功することでしょう。ディズニーランドは、夢の国。
こうやって空から見て、現実の姿を見てしまっては、いけませんな。チズニーランドが現実の風景にに埋もれる姿は、夢を壊してしまうから。


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