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坂東さんと二十四万石〔5767〕2019/01/29

坂東さんと二十四万石

2019年1月29日(火)晴れ

いつもは、1月27日の命日の夜に集まって、飲む、坂東会。5年前。2014年1月27日に亡くなった坂東眞砂子さんを偲んで、毎年命日の夜に、坂東さんと親しかった高知のメンバーが集まって、飲む、坂東会。今年は命日が日曜日だったので、一日ずらして昨日の夜、飲みました。

場所は、坂東さんが元気な頃、いつも集まって飲んでた柳町のお店。ゆう喜屋さん。

坂東さんが居たときも、そして今も、とにかく美味しい刺身を食べながらひたすら飲み、喋り、土佐のおいしい日本酒を飲むのが特徴。必ず、日付が変わるまで飲んでしまうのも、あの頃と同じ。

 

それにしても、もう、5年になるのか。本当に早いもの。集まるメンバーもそれぞれ年を取りました。

 

いろんな話をします。もちろん坂東さんのこと。歴史民俗のこと。その他とりとめもなく、一般の方だと興味が無いと思われる、かなりのマニアな会話が延々と続く坂東組の飲み会。

 

そのメンバーに、うどん屋さん「二十四万石」の娘さんがいらっしゃいます。NHKのちょっと西で営業してらした、おいしいうどん屋さん。つい先日、惜しまれながら閉店しました。

二十四万石は、以前は、ここにありました。ここ。高野寺の、前。ここで開店したのは僕が小学生の頃。そして、開店の日のことも鮮烈に覚えてます。半世紀も前のことだけど。

開店セールということで、うどん1杯がなんと、5円。小さなお店の前に長蛇の列。5円なら、小学生の僕らもお小遣いで食べられる、ということで、並びました。追手前小学校の同級生たちと。

 

高知で初めての、本格讃岐うどん。お店で麺を打つ方式のお店は、それまで高知には存在しなかった。それまで、僕らにとって「うどん」と言えば京うどんのような、あの、丸くて柔らかいものだった。南与力町の百万食堂とか、東條のクリーニング屋さんの南にあった大安食堂とかの。でも、あの日からその「うどん」に対する概念が変わったのでありました。なんというコシ。歯ごたえ。

 

そのご主人はなかなかのイゴッソウ。もうしばらく前に亡くなられましたが、僕も可愛がってもらいました。その後は奥様が中心になって、切り盛りされてました。坂東会事務局長である、その娘さんは、開店当時は2歳だったので、開店の日の記憶は無いそうです。あの、一杯5円で長蛇の列の、記憶。

開店10年目くらいに、もう一度、一杯5円セールをやってみようということで、実施したそうです。その記憶はあるそうですが、反対に、その記憶は僕には無い。たぶん、高知には居なかった時期。

 

そんな二十四万石さんも、高知の皆さんに惜しまれながら、半世紀の歴史に幕を閉じる。

坂東眞砂子さんも、もう、亡くなって5年。

 

めぐるめぐるよ 時代はめぐる

 

でも、その記憶、その思いは、いつまでも僕らの脳裏に刻まれたまま。

そんな人になりたい。そんな仕事をしてみたい。


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