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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

1番列車を見ながら思ったこと〔7180〕2022/12/12

1番列車を見ながら思ったこと

2022年12月12日(月)晴れ!

日本はなかなかいい国だとは思うけど、都市計画や社会の有りようを将来的に考える場面において、ヨーロッパとかに劇的に遅れている側面もある、と、思ったりします。特に、公共交通については、日本って、ガラパゴス的状況になっているの、あまり知られていないですよね。

今、地球上では、特にヨーロッパとかでは、QOL、つまりクオリティオブライフをいかに上げていくか、そのために、どういった都市計画、街づくりが必要なのかを長期的視野で考え、利害関係者の反対の波の中を押し進んでいくか、といったところが注目されています。何を言いたいのかというと、人々が、みんなが、快適に暮らしていける街ってどういうものなのかを、公共で考えることが、ヨーロッパでは進んできているけど、日本ではまだまだなかなか、ということ。

 

公共交通を見てみよう。

日本では、大都市圏で、路線整備も運営もすべて鉄道会社が行って、それで成り立つ社会が形成されています。それは、世界的に見ても稀有な例といいます。この、過密な大都市圏だから成り立った、とても珍しい事例。インフラを全部自前でやりながら鉄道運行をして、しかも民間事業者だから収支をちゃんとしろと言われるのは日本だけ。これ、世界の常識。バスを考えてみると、バスを所有して運行しているのは民間会社だったりもするけど、それが走る道路の整備まで費用負担を求められることは、ない。大都市圏だけで成り立って、他では成り立たない仕組みね。

社会を幸せなものにしていくための、公共交通。どういった未来の社会を築くために、どんな公共交通が必要なのかを考える、視点。

日本では、珍しくも鉄道会社が独立で成り立っている大都市圏に住む人たちが、政策を考えて決めていくからね。なかなか難しいのかも、知れません。

 

オーストリアのウィーンは、かつて、街中が自動車で大渋滞する住みにくい街だったと言います。路面電車は邪魔だから廃止しよう、という動きになったのは当然で、路線廃止が始まったけども、途中で廃止するのをやめました。そして今は、かなりの路線が残り、まちづくりを変えてきた、という歴史が、そこにあります。地下鉄80kmに対して、路面電車が二百数十km。で、1年間電車もバスも全線乗れて365ユーロという年間定期券があるんだそう。1日1ユーロで、乗り放題だって。そんなもの、もちろん民間経営でできる訳もなく、公共が担う、まちづくり、社会づくりの一環であったりする訳だ。ウィーンは、10年以上連続で、QOL世界一の都市となっています。

 

日本では、地方都市はまだましにしても、中山間の公共交通をどうするかは、大きな課題となっています。JR四国やJR北海道を、単独の独立採算で成り立たせるのは不可能だし。そこで「公共」が、どういう未来図を描いて、どうするか。

自分だけのことや今だけのこと、目の前のことだけを考え、処理していても未来はないよね。さあ。そろそろ本気で考えよう。

などと、工場の敷地を通る土佐くろしお鉄道の1番列車を眺めながら、思ったのでした。

 

雲ひとつない、冬の朝。そんな高知の未来の為に、今週も張り切って働こう!


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