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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

らんまん〔7472〕2023/09/30

らんまん

2023年9月30日(土)小雨のち晴れ

昨日の最終便で高知へ。空にはまん丸お月様。中秋の名月が、飛行機からよく見えた夜。

そして今朝早朝、会社で諸々の溜まった仕事を片付けてから、満を持して、観ました。録画していた「らんまん」の最後の2回分。SNSでも、なんか、みんな泣きながら見たような情報が流れてたので、僕もタオルを用意して、観ました。

いやー、早朝、誰もいない会社の休憩室で観たもんですきに、誰憚ることなく泣いてしまった。すばらしい朝ドラでしたね。「らんまん」、ありがとうございました。

今朝のSNSでも、高知では「らんまん」一色。すごいね。すごい。

 

よくできたドラマでした。史実とドラマが絶妙に絡み合い、そして、一貫して流れる万太郎と寿恵子の愛と信頼という主題が、実にいい。朝から観るのに相応しいものだったと実感してます。

以前にも書いたけど、朝ドラ観るのって数十年ぶり。いや、小学生の頃以来、観てないと思う。いやいや、考えてみたら小学生の頃も学校へ登校せんといかんので、ちゃんと観てないでしょう。つまり、ちゃんと観たという意味では人生初朝ドラだった訳だ。いいですね。朝ドラ。

「らんまん」観始めたときは、毎日ちょびっとづつ進む展開にちょっとやきもきしたけど、見続けてるとこれがいいんですね。

 

高知県も盛り上がりました。この盛り上がりって、僕の体感では「龍馬伝」を超えるのではないか、という感じ。少なくとも個人的には、「龍馬伝」よりずっと盛り上がりました。

で、ドラマ観て高知へ訪れた県外からの皆さんにも、かなりご満足頂けたのではないか、とも思ってます。牧野植物園とか、佐川の町とか、高知県の観光地の中でもかなり満足度が高い場所ですきんね。特に「牧野」は、高知の誇る文化施設としてもっともっと知って貰いたかった。そんな意味でも、非常に良かったんではないでしょうか。

 

それにしても最終週の盛り上がりは見事やったねー。見事。もうね、涙腺緩くなった僕なんか、先の展開を想像するだけでウルウルしてしまったりしてました。

牧野博士の人生を支えた奥さん、寿衛子さん。これは、ドラマでも描かれたけど、史実でもあります。そして牧野博士が、早くに亡くなった奥様の名前を新種のササに冠したのも、史実。

県立牧野植物園では、正門から本館に入り、回廊を下っていった突き当たり展示館手前の右側に、植えられてたと記憶します。スエコザサ。近くにはバイカオウレンもあって、牧野博士の想いを伝えてくれる場所。

 

スエコザサに囲まれてひっそりと立つ句碑に刻まれているのは、亡き奥様への感謝と愛をこめて牧野博士が詠んだ句。

世の中の あらむかぎりや すゑ子笹

 

いかん、また涙腺が・・・


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