ダンスバトルじゃないんでネ♪〔8154〕2025/08/12

2025年8月12日(火)曇り
そんな訳で、よさこい本番、終了。よさこいの夏。高知の夏。
昨日は夕方からお街へ。帯屋町で、よさこい終了まで楽しんでしまった。やっぱしエイねー、よさこいは。近年、よさこい節をゆっくりと歌い(歌詞はそれなりにアレンジして)、それからタテ乗りのドコドコドコドコそいや、みたいな曲をやるのがオーソドックススタイル。口上付きでね。
それもいいけど、やはり、よさこいの最大の魅力は、なんでもありの自由さ、多様さ。今年も色んなチームがあって、飽きずに楽しませて頂きました。
今朝の高知新聞では、「ダンスバトルじゃないんでネ♪」という見出しで1ページ。一糸乱れぬ統制の効いたチームもいいけど、踊り子さんが楽しくてたまらない、という雰囲気が溢れているチームはもっと好き。この記事にはこうある。
あるよさこいチームのメンバーが言った。「私ら、”祭り”を楽しむんよ。」そりゃそうでしょ?不思議に思っていると「ダンスバトルじゃないんでね♪」とにっこり。
こういうの読むと嬉しくなるねー。実は。今年、僕の一番ツボだったのは、この右上写真のチーム。「小松重興業」と書かれた地方車で、「小松重興業」のチームかと思いきや、正式名は「PRIME MEMBER」でした。音楽、曲の構成などが弾けていて、いやー、楽しい。僕も思わず声を出してました。最高だぞ、「PRIME MEMBER」。僕の中でのよさこい大賞だ。
そして左の「花山海」。よさこい好きなら必ず知っている、大人数生バンドでサンバを踊りまくる「花山海」は、よさこいの楽しさを一番表現してきたチームかも知れません。
なんと、「花山海」は今年が最後なんだそう。それは寂しい。この地方車のバンドメンバーには、僕が昔バンマスをやってたよさこいバンドのメンバーも、写ってます。寂しいねー。また、こんなチームが出てきることを心から祈るばかり。
ここ帯屋町では、今年のよさこい大賞「ほにや」も見ることができました。踊りはいつもの「ほにや」やったけど、音楽がいいねー。ノリが良くて。あれ、生バンドでやっていることに皆さん気づいてるんでしょうか。この「打ち込み」音楽全盛の時代だからこそ、生バンドのノリの良さ、楽しさが際立つんだと思います。いかん。また、やりたくなってきた。
そんな訳でよさこい本番も終わり、高知の夏も後半へ。この二日間、英気を養いまくったので、張り切って頑張って仕事仕事!