柳原、新しいお祭りの話〔1165〕2006/06/24
2006年6月24日(土)曇っちょります
ようやく梅雨みたいなお天気になってきた高知県地方。今日は朝から曇っちょりますが、雨は落ちそうで落ちてきません。
ここは鏡川沿いの「柳原」。天神大橋北詰を少し西へ行ったところ。高知市の管轄する「みどりの広場」とも呼ばれる広場でございます。白詰草と柳の緑がきれいですね。突き当たりの森は山内神社の森。
ここ柳原で、昨年までフェスティバル土佐鏡川まつりというイベントが開催されよりました。7月下旬でしたね。地元の放送局が主催となり、企業協賛を集めてブースを並べ、賑やかにやりよりました。
ひまわり太郎が小学生の頃にスタートしたと思います。しかし諸般の事情で昨年をもって終了してしまいました。そこで、高知市の有志たちが、せっかくの夏の賑わいが無くなるのは惜しいので、ああいったイベント色の強い金のかかったものではなく、市民手づくりで昔ながらの「夏祭り」をやろう、と、盛り上がっちゅうそうです。昨日そんな話を聞きました。
ずらりと並ぶお店は、神社のお祭りなどに出て来る露天商の皆さん。簡単に申しますとテキ屋さん。最近はとてもレベルが上がり、工夫を凝らしたお店になって来ちょります。祭りの盛り上げ方は、さすが「プロ」という感じですね。彼らのすごいところは、以前にもご紹介しましたが、その「プロ意識」。キチンと盛り上げますし、祭りの翌朝早朝に行ってみると、もう、ゴミ一つ落ちていない状態に戻っちゅうという鮮やかさ。
7月末の二日間、ここで開催されるという夏祭りは、彼ら露天商の皆さんと、昭和40年頃をイメージした設営になるそうです。あの当時の猥雑な雰囲気をどうやって醸し出すのかが見物ですね。また楽しみが一つ増えました。