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石船は上岡山からこの上へ飛んできました〔2657〕2010/07/25

石船は上岡山からこの上へ飛んできました

2010年7月25日(日)あづい・・・

今日も暑いです。

さて、唐突ですけんど、日本書紀とかによりますれば、天照大神の孫とも言われる饒速日命(ニギハヤヒノミコト)は、天磐船(あめのいわふね)に乗って地上に降り立ち、最初河内国、そして大和国へ移ったという伝説があります。いわゆる天磐船伝説。土佐の国には、その続きの話があるがをご存じでしょうか。

饒速日命は、大和の国から、父である天忍穂耳命を慕うて土佐へやって来たそうです。もちろん石舟に乗って。ます飛んできたのが、いつもお参りする旧野市町の上岡八幡宮。

で、そこから富家村、西川村などを通り、最終的に、現在の香南市、旧香我美町山川のスズガサコという山にやって来たというお話。で、そこには石船神社が鎮座ましましちゅう訳です。上岡山はビッシリご紹介しよりますきに、今日は最終到達地点とされる旧香我美町の石船神社までやって来ました。

実はこの神社、延喜式内社ですきに古い由緒あるお宮さん。延喜式には天忍穂別(あまのおしほわけ)神社と出てくる神社が、このお宮さんらしいがです。地元では石船神社で親しまれちょった訳ですが、1705年の谷秦山さんの調査で天忍穂別神社ぢゃろう、ということになり、そちらの名称の方が正式になったとのこと。ですけんど、やっぱし地元では石船さんということらしいですな。

御祭神は、天忍穂耳尊と饒速日尊。この神様は物部氏と縁が深いです。で、この界隈、大昔から物部氏が根拠とした土地やったおすですきに、このような伝説が生まれたがでしょうか。上岡山も、そんな訳で物部氏と関係が深かったことが推察されますきに、物部氏関連の古墳があの山中にあるがやないろうかとひまわり太郎は妄想したりするのであります。

今日の石船神社は、炎天下、誰も居ない静かな静かなたたずまいで迎えてくれました。長い長い石段を登し、緑のトンネルを抜けると、強烈な日差しに照らされた古い社殿が眼前に現れます。本殿の裏手には、船の形をした巨大な自然石が鎮座しちょります。あの石船に乗って、大和から上岡山経由でやってきた訳ですな。


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