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まず、逃げる場所〔2928〕2011/04/22

まず、逃げる場所

2011年4月22日(金)曇ったり降ったり

今日は時折小雨がぱらつきます。ここは今日の種崎。浦戸湾の入り口東岸に突き出た半島の地区、種崎。この先っぽと、浦戸の間に、浦戸大橋が架かっちょります。ひまわり太郎の母親は子供時代を浦戸で過ごし、小学校高学年になったら、浦戸と種崎の間を泳いで渡りよったそうです。浦戸、種崎の子は、あそこを泳いで渡れるがが一人前の条件やったとか。すごいもんですね。

さて、実はこの種崎地区、海抜の低い平らな地域で、小山のひとつもありません。そして、地形的に、津波の被害に遭いやすい場所。古来、津波は、この種崎を乗り越えて浦戸湾内に入り込んでいっちょります。

最近何度も触れゆう1707年の宝永の南海地震津波は、種崎の人家を一軒残らず流し去っていった、という記録が残されちょります。

今でも、ここは避難する高台がありません。そこで、ご覧のような避難施設がつくられちょります。この場所の海抜は3mちょっと。あの屋上は何メートルになるでしょうか。

この道は、約500m先の、半島のとん先までつながっちょります。そしてそこまで、住宅街は続いちょります。500m先にお住まいの皆さんも、ここまで避難してくるか、浦戸大橋に上るかせんと、津波に呑み込まれてしまう可能性が高いがです。

今日の高知新聞に、須崎市が、津波避難のありかたを再検討する、という記事が載っちょりました。ここ種崎も、過去の事に鑑みて、対策を錬る必要があります。高齢者の方が、広い種崎全域からこの避難所まで避難して来れるのか、そしてこの大きさ、高さで充分なのか。

高知県沿岸には、高台のない、過去なんども津波の大被害に遭うてきた地域があります。2000年前には、宝永級の2倍以上の津波がやってきた痕跡もあるといいます。やらんといかんことはいっぱいありますが、まず、避難所の整備が最優先やと思います。まず、逃げる場所。


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