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根木谷の観音堂〔3098〕2011/10/09

根木谷の観音堂

2011年10月9日(日)秋晴れ!

今日も朝から、春野をたつくってきました。春野はすごいです。あまりにもご紹介したいことがあり過ぎて、一日一枚のご紹介というにっこりひまわりのルールが恨めしいです。そんな春野。
で、 迷うた末に選んだ写真がこれ。ここは、春野、弘岡下、根木谷観音堂。春野の運動公園から西へ行くと、ハーベストさんというおいしいパン屋さんがあります。 そっから北へのぼった谷が根木谷。集落の北のはずれで、民家のおばちゃんに、観音堂はどこですか?と尋ねると、「そこの石段を上がったところよね」と、丁 寧に教えてくれました。「石段はアテが掃除しゆうけんど、お堂の辺は葉っぱが一杯ないなっちゅうきねえ」と、申し訳なさそうに教えてくれました。「有名な 観音様やきねえ。昨日もおまさんみたいな白いシャツに黒いズボンの、リュックを背負うた人が登って行きよった」と教えてくれました。「あれはおまさんぢゃ あなかったかね?」と訊かれましたが、知っちょったら道を尋ねませんきに。
さて、この観音様界隈、昔は、たくさんのお堂がある、大きなお寺さんやったにかありません。村人の尊崇篤いことは、雰囲気でよくわかります。
白く輝く屋根の上には、元文四年(1739年)の銘のある宝珠が乗っかっちゅうそうです。お堂の中には、同じ元文四年九月の記載のある尾戸焼きの香炉もあるそうです。寄進者は森田光正さん。尾戸焼きゆかりの人物にかありません。
写 真左端に手水石が見えます。あれも、元文四年、森田光正さんご寄進らしいですね。その向こうの灯籠は享保17年寄進の灯籠。享保17年と申しますと 1732年。これは古いです。ここは、今は静かな谷間の観音様。しかし、昔は、広く信仰を集めた有名な観音堂やったことが、そんな年号からわかってきま す。
この参道脇には、もうひとつ、興味深いものがあります。これは平成5年につくられた、まだ新しいオブジェ。「海月之碑」という、月と波を象った素敵なモチーフの碑。
月には、
ゆふ立や 蕗の葉かげに 蚊の迷
波には、
水難の 茄子畠や 秋の風
これは、このご近所で生まれた俳人、若尾瀾水さんの句碑。瀾水さんは、正岡子規門下で、子規追悼文「子規の死」で物議をかもして俳壇を追われた人物。東京帝国大学では、吉田茂さんと同級生にかありません。
そ こから石段を降りると、農作業のご夫婦から「観音様へ行っちょったがかよ」と声をかけられました。観音様の話や、吉良氏の合戦の話など、界隈の言い伝えを 色々としゃべって下さいました。「この上には大きなお寺があったにかあらん。この奥は寺の奥という地名やきねえ。」根木谷は、人なつこいヒトばっかしで、 こじゃんとアタタカイ気分になって、はるのの湯につかりました。
今日、ご紹介できんかった「春野」は、まだ、じっくりまったりご紹介していきましょう。


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