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高知駅から北山を眺める〔3870〕2013/11/19

高知駅から北山を眺める

2013年11月19日(火)晴れ!

今朝の高知新聞に、天狗高原の雪景色が載っちょりました。四国山地、主尾根界隈は、もう、雪が降りゆうにかありません。ああ、登りに行きたい。
高知から見える北山界隈には、雪は見えません。
写真は、今朝、高知駅のホームから眺めた北山。それも、一昨日走った辺りを撮影してみました。

左下の山腹に見える集落が三谷。谷干城さんの別荘があった三谷。麓から三谷に
かけての山道に、33観音が鎮座し、三谷集落の上部に三谷観音様。
三谷のちょっと右上が、山の神原生林でしょう。そっから垂直方向に登ったところが、北山越えの峠。一昨日はそっから右へ、尾根伝いに走った訳です。標高は500m近いようです。

で、右端の低い部分がボーロク峠で、そのしゅっと左が椎野峠。
こちらから眺めると、東西にまっすぐ横たわる山に見えますが、三谷の上の北山越え峠と椎野峠を比べたら、椎野峠は、かなり手前、つまり南にあるのであります。330mと、北山越えに比べたらかなり低いのでありますが、手前にあるので、そんなに低うは見えませんな。

あの椎野峠は、昔は、シイノトウとかシイノタワとか呼ばれよったと、何かの本で読んだことがあります。峠は、今は全国どこでもトウゲですが、高知ではタワと呼びよったと。調べてみますれば、タワは古語。山の鞍部を、タワと呼びよったにかありません。大昔の日本では。
なんとなく想像できますね〜。たわんじゅう部分やきタワ。たぶんそう。絶対そう。で、タワを越える部分がタワ越えで、峠。違うかも知れませんが、そう考えると辻褄が合う感じはしますよね。

さすがにタワは我々は使いません。が、土佐には、古語、残っちょりますねえ。代表的なのは「○○にかあらん」。「今晩天気が変わるにかわらん。」。
天気が変化するようだ、古文で習うた「○○にかあらむ。」が、今も明確に残る土佐弁。今日の、このにっこりにも頻出する、古語の痕跡の土佐弁ですな。
一日のことを「ひーとい」と言うがも、「ひとひ」という古語が残っちゅうがにかありません。イカのひーとい干しは美味しいです。

さて。
あの山の向こう側には鏡川の源流が流れ、土佐山。そっから、工石山のある1000mクラスの山々を越えると土佐町、本山の盆地。
そこは、戦国期、森氏や本山氏が勢力を持った盆地で、古くから拓けておった土地。そんな所から勢力を伸ばし、筆山を本拠として頑張ったのが森氏で、朝倉を本拠として頑張ったのが本山氏。そう考えるとすごいですな。
特に本山氏は、土佐を制覇する勢いでした。最終的に長宗我部氏との決勝戦に破れましたが。

写真右端のボーロク峠を越え、少し下ると七ツ淵。平家の落人伝説に彩られる七ツ淵。こないだも書きましたが、父の子供時代、そっから、あのボーロク峠を超えて市内の小学校に毎日通うて来よった小学生が居た、とはビックリします。毎日、330mを越えての山道往復。偉いもんです。

四国山地を縫いながら走る特急南風の社内で、吉野川の流れを見ながら、景色に見とれております。が、山の生活は、大変。しかし、山は、高知の84%。山あっての高知であることを噛み締めんといけません。土佐は圧倒的な山国ですき。


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