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雨の新大橋〔4515〕2015/08/26

雨の新大橋

2015年8月26日(水)雨

今朝、4時に起き出しましたが、東京は雨。風はなく、静かな雨。台風15号、各地に被害をもたらしながら通り抜けていきました。被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

しかし東京は涼しい。今朝、雨の中を走りに出ますと、雨を冷とう感じました。体が温まるまでは寒いくらいの雨の朝。この気候変動、すごいですね。
昨夜は錦糸町に泊まっちょりました。雨が本格的に降る中、あんまし街中を走るのもアレなので、隅田川沿いをたつくりまわり、深川を通って佃島、そして築地へ。雨中12kmラン。暑うないので、快適な雨中ランとなりました。いくらでも走れる感じ。

錦糸町から南下して、隅田川に架かる新大橋を渡りました。
この「新大橋」という名称、ひねりもなにも無い。外観も近代的なので、昭和になってからできた新しい橋と思い込んじょりましたね。
ところが、違いました。橋の途中、由緒書きが銘板に刻まれちょります。それによりますれば、そもそも最初に新大橋が架けられたのは元禄6年12月のことだそうだ。1694年1月。17世紀。これは早い。隅田川に架けられた3番目の橋、ということにかありません。なのに「新」がつくのは、先に完成しておった両国橋(1660年頃完成)が単に「大橋」と呼ばれておったので、新しい大橋ということで「新」大橋。そのまんまやがな。

いや、そんなに古いとは。
で、その橋を架ける工事中に、このしゅっと東側の深川に芭蕉庵を結んでおった松尾芭蕉が俳句をひねっております。これも橋の上の由緒書きにあります。
初雪や かけかかりたる 橋の上
ありがたや いただいて踏む はしの霜
新大橋が架かったら、芭蕉庵から日本橋方面へは行き良いですきんね。待ち遠しかったかも知れない。江戸時代の地図を見ると、当時の新大橋は、今のより少し下流、それこそ芭蕉庵の前辺りに架かっちょったにかありません。芭蕉も俳句に詠んだはずだ。そりゃあ、ありがたかったでしょうきんね。

新大橋は、何度も架け替えられちょりますが、明治45年にこじゃんとおしゃれなアールヌーボー風のトラス橋になったと言います。市電が走る、お洒落なデザインの橋。
残念ながら昭和52年に老朽化の為に取り壊され、現在の橋に。う〜ん。面白くもなんともないデザインの、今の新大橋。

向こうに見えるのは首都高の橋で、その向こうに両国橋。大橋。
雨の隅田川。大川。大川に架かる大橋。両国橋の位置は、江戸時代の橋とほとんど変わりません。江戸時代は、今より少しだけ下流にありました。

この新大橋を渡り、隅田川西岸を北上して両国橋へ。両国橋を渡り、再び南下して本所、深川、清澄、門前仲町。下町の風情満点。そして越中島を抜けて月島へ。
月島は、高層マンションの立ち並ぶ島になってしまいました。その一角に奇跡のように残る佃島。小さな木造建物が密集し、昔の佇まいを残す佃島は、ビル群に取り囲まれながらも健気に残る。その佃島の住吉神社さんにお参りし、川沿いを南下して勝鬨橋、そして築地。

本日は水曜日で、市場がお休みということは知っちょりました。
場外で、開いちゅうお店を選んで朝食を堪能し、ウェアが電車に乗れる程度には乾くのを待って、地下鉄に乗ってホテルへ帰りました。
昨日も書きましたが、東京、どこをどう走っても興味が尽きない。


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