1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

南海電車のカンセキ〔4932〕2016/10/16

南海電車のカンセキ

2016年10月16日(日)良いお天気でんがな

昨日は和歌山県の山中、龍神温泉へ、とある生協さん関係の会合で行っておりました。現在は田辺市になっちょりますが、現地では、今も「龍神村」と、自分たちの住むエリアに愛着と自信を込めて呼んでおります。温泉の泉質はすべすべ。日本三大美人の湯のひとつ、というのがよく解る。
で、龍神村の、様々な村起こしの取り組みを勉強させて頂きました。
開発商品のデザイン、一人の女性がすべて手がけている、とのことでしたが、どれもこれも秀逸なデザインで感心いたしました。

で。
昨夜の料理に、イタドリが出てきたのには驚いた。料理長さんに聞いてみたら、和歌山でも、中央部のその界隈では、よく食べるとのこと。ゴマ油で炒める、という、高知と同じ食べ方でした。
なるほどね〜。
柚子が名産であったり、イタドリを食べたり、と、なにかと高知と共通点が多い、和歌山県の山中。

今朝は、時間がなかったので走れませんでした。で、参加者の方に、龍神温泉から2時間、泉佐野まで車で送ってもらってしまった。紀伊半島は奥が深い、ということを実感させてくれるドライブでございました。いや、ホント。
で、写真は、その泉佐野から乗った南海電車「ラピート」の車内。
久しぶりの「ラピート」だ。

関西空港と高知を結ぶ飛行機が無いなったので、乗る機会がなくなってしまった「ラピート」。この、こうべったデザイン、結構好きです。

南海電車。
南海電車に初めて乗ったのは、中学校2年生の時だったか。
僕の通う中学校は、中高一貫。で、その高校が甲子園に出場しました。ブラスバンドは、中高一緒で、中学生の僕も、その高校の吹奏楽部員としてコンクールとかにも出てました。野球部が甲子園に出たので、僕らも、当然応援に出かけます。当時は瀬戸内海に橋も架かっちょらんので、大阪高知特急フェリーで行きました。懐かしい。

1回戦を無事に勝ち抜く。2回戦は一週間後。
今なら、当然一旦高知へ帰るところですが、当時は往復が大変。お金もかかるので、宿舎であった甲子園近くの幼稚園に一週間泊まり込んで、次の試合を待ちました。寝るのは幼稚園児のお昼寝ふとん。懐かしい。

基本的に自由時間は少ないのですが、一日だけ、完全にフリーな時間を与えられました。僕は、同級生の鉄道マニアと一緒に、高野山のケーブルカーを乗りに行きました。その時、南海電車に乗った訳だ。
学生服に身を包んだ、田舎者丸出しの男子中学生二人。田舎者であることは一目瞭然だったんでしょうな。悲しいことに。
50歳〜60歳の、酔うたようなおっさんが、つり革につかまって立っている僕たちに声をかけてくる。
「君らあ、どっから来たんや?」
「高知県です。」
「大阪なめたらあかんで。わしは関西赤軍、カンセキや。大阪なめたらあかんで。」

そう。生まれて初めての南海電車で、そんな体験をしたことを、今、思い出しました。関西赤軍というのがあったのかどうなのか、あのおっさんは何者だったのかは、謎に包まれたまま。
それにひきかえ、今日の南海電車「ラピートβ」は平和そのものでした。

岸和田、堺、天下茶屋、新今宮というコテコテの大阪を通りながら、大阪コテコテの難波へ。
そうだ。僕は、あの経験以来、南海電車が好きになったんだった。


←前日の日記2016年10月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  twitter