1本からお届けします!お電話でのご注文・お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-77-6245

今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ひまわり文庫、2018年3月の新刊〔5435〕2018/03/03

ひまわり文庫、2018年3月の新刊

2018年3月3日(土)晴れ!

良いお天気。今日から「土佐のおきゃく」が始まるので、お天気が良いのは善き哉善き哉。

3月に入ったので、3月の新刊。今朝、会社に来てから先月を中心に読んだ本を整理してみました。先月だけぢゃあないけどね。

 

手前に広げているの。これは「えんぴつで方丈記」。金高堂さんで、ついうっかり買ってしまた本。ポプラ社が出版している「えんぴつで・・・」シリーズは、シリーズ累計150万部売れているんだって。お手本があり、その上をえんぴつでなぞる。それだけ。でも、これを少しづつ毎朝やると、集中力が高まる。その日の精神状態が自分にわかるし、心を落ち着かせることも可能。字も、少しだけマシになった気もするし。気のせいかも知れんし。でもまあ、これは良い。方丈記の鴨長明の思いが、文章をなぞることで心に沁み入ってくる。鴨長明は、僕が思っていた鴨長明ではありませんでした。文章を丁寧になぞってみたら、わかってきた。鴨長明の、心。

 

右端。「義経伝説」と「為朝伝説」。日本の中央政権が、その支配地域を東西に広げていた時代。ご存知源義経と、鎮西八郎の異名をもつ源為朝は、もちろんその行動、事跡もあるけど、それ以上に伝説化され、義経は北海道、為朝は琉球にまで行ったとこになっている伝説が、ある。なぜ、そんな伝説ができ、広がっていったのか。日本の国家の広がりと、人々の感情がつくりあげていく伝説。

 

「面白くて眠れなくなる数学」。面白くて眠れなくなるシリーズの一冊。まあ。僕は、眠れますけどね。最近流行りの、数学本の一冊だ。

 

「我々はなぜ我々だけなのか」。ジャワ原人やフローレス原人の世界的研究者である海部陽介さんの研究に基づき、科学ジャーナリストの川端裕人さんがまとめた、面白い本。数万年前まで、地球上には原人、旧人、それにホモサピエンスが入り乱れ、たくさんの種類のホモ属が存在した。なのに何故、現在は我々ホモサピエンスだけなのか。確かに、不思議だ。

最後の方で海部先生が提議される壮大な仮説も含め、我々ホモサピエンスの中には、それまでの人類の歴史が隠され、同居しているという、とても想像力が喚起させられる本。

 

「数学の魔術師たち」。これね。小学生から大人まで、数学が堪能できる本、と「はじめに」に書いているんだけども、そうか?

無限、トポロジーなど、とても難しい最新数学の概念が素人にもわかりやすく?書かれてます。これこそ、難しくてすぐに眠れる数学。

 

「北欧の神話」は、金高堂さんで平積みしてました。北欧文学の研究者さんが、キリスト教以前のヨーロッパの信仰、思想の世界を、北欧の神話を読み解くことで解説。面白いです。

 

今回ご紹介する本の中でも、これは衝撃的。「孤狼の血」。

女性作家がね、ここまでヤクザの世界をリアルに、ドラマチックに描写できるのか、と驚愕させられる本。呉の広島ヤクザがモデルなので、セリフの言い回し、行動が、僕の大好きな「仁義なき戦い」そのまんま。この作者、柚月裕子さん、もちろん「仁義なき戦い」に多大な影響を受け、リスペクトして書いてます。痛快丸かじり、とはこのことだ。すごい作家がいたもんだ。また、「仁義なき戦い」を観たくなったぞ。

 

ここで異色の「ノックの音が」。僕が中学生の頃によく読んだ星新一。こないだ実家の書棚にあったのを取ってきました。全編、「ノックの音がした」で始まるショートショートの傑作。こんなジャンルもあったんだ、と、懐かしみながら読めます。

 

「構造素子」は、ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞した、最近のSF。最新の物理理論などを散りばめた、今風のSF。でも、意外に読みやすく、一気に読める仕上がり。最近のは、こんなんですね。知ってました?

 

最後は昨年の直木賞受賞作「月の満ち欠け」。とにかく巧いといわれる佐藤正午さんの代表作。直木賞受賞作は読んでみなくっちゃ。

面白かったです。たしかに、上手。そうきたか、という感じで、設定も展開も上等舶来。一気に読める娯楽作品。さすがですね。佐藤正午、いくつか読んでみよう。

で、確かに技巧が素晴らしく、一気に読める面白さが魅力の作品なんだけど、巧さで言えば我らが西澤保彦さんが、上だと思う。高知市在住の本格ミステリ作家、西澤保彦さん。坂東眞砂子さんご存命の頃、一緒に飲んだこと、あります。

西澤さん、まだ、直木賞とってない。直木賞作品や、直木賞候補作品を読むにつけ、西澤保彦さんの凄さがわかってきます。

 

とまあ、3月の新刊。2月は短いので、少し少なめでしたでしょうか。「孤狼の血」、ヤクザ映画が好きな貴方は、必読です。


←前日の日記2018年03月の日記翌日の日記→

HOME今日のにっこりひまわり

日記検索

年月別過去ログ

年のクリックで月を表示・非表示します。月をクリックすると記事一覧を表示します。

2026年

2025年

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

2009年

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

サイトマップ

facebook  instagram  x