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南嶺のツノホコリ〔5654〕2018/10/08

南嶺のツノホコリ

2018年10月8日(月)概ね、晴れ

暑い。体育の日。結構、暑くなりました。

脳みそ、前頭前野を活性化させるのに、適度な有酸素運動が効果的。そして大自然の中でリフレッシュするのも、とても良い、という話、幾度も書きました。そんな訳で、今朝は早朝から起き出して南嶺。適度以上の有酸素運動。そして雨上がりの山中で、大自然に抱かれる。これで前頭前野が活性化せんかったら、澤口先生のせいだ。

 

などと妄言を吐きながら、本当に美しい山の中をゆっくりじっくりのったりまったりたつくってきた、秋の朝。大自然は、素晴らしい。

 

もうね。山道歩いていると、倒木、朽木にすぐに目がいくようになってしまいました。もちろん、お目当は粘菌だ。コツが掴めてきたような気がします。

あのね。歩きながら目を凝らしても、無理。

いかにも、な感じの倒木を見つける。

立ち止まる。

全体を、見る。

目を凝らして、二度見する。三度見する。四度見する。

 

すると白やオレンジの小さな点々が、見えたりするようになる。変形体に突然気づいたりする。初見では、色んなもの、見落としてます。こんなもの見えてなかったのか、というくらい、目立つものも見落としているケース、ままある。粘菌は、そうやってじっくり見つめているときに、突然見えてきたりするのでありました。

粘菌探しながら、これ、世の中もおんなじだな~、などと思ってました。最初に見たときの第一印象は、大切。でも、じっくりと付き合って観察している間に、見えてなかったものがどんどんと見え始める。こんなことに気づかんかったのか、というような派手な特徴も、じっくり見ているうちに、初めてわかったりすることも、ある。

一見で、わかった気になるのが一番危ない。それだと、殆どのことを、見落としているんですね。

粘菌探しは、そんな人生を教えてくれるのだ。そうなのだ。

 

今日、山で見たもの。粘菌。きのこ。カビ。粘菌と思ってズームマクロで撮影したら極小のクマムシみたいに見えたオレンジ色の生き物。元気なおばさん。寡黙なおじさん。そして、シマヘビ。

シマヘビに会えたのは嬉しかった。山で蛇に会えると、少し嬉しい気持ちになります。

 

静かな森の中も、実はたくさんの生物であふれている。立ち止まって、倒木を、木の肌を、地面をよく見て見ると、本当にたくさんの生き物が一生懸命生きています。

写真は、朽ちた倒木で生きるツノホコリ。粘菌のツノホコリだと思うけど、違うちょったらゴメンナサイ。

森に入り込んで一生懸命ズームマクロで撮影していたら、通りが勝った登山のおばちゃんが「花でも咲いちゅうがかね?」。

僕「いや・・・花ぢゃあないです・・」

おばちゃん「きのこかね?」

僕「いや・・・粘菌というて、まあ、菌みたいなもんです・・・」

おばちゃん「・・・・・」「そうかね、頑張りよ・・・」

 

南嶺も、今は鬱蒼とした森になってます。が、棚田の痕跡や、朽ちて自然に戻ってしまった廃屋、そしておびただしい無縁墓。現代の里山の風景が広がる。地方の町の、里山。

人類の文明が進むことで、開発され、柴刈りの山になったり人が住んだり、棚田や段々畑や果樹園になった、里山。今、そんな里山は、どんどんと大自然に帰りつつある。時計の針を戻すように。

大都市だけ、文明と人類の居場所となり、発展してきた地方は、また太古の自然へと戻ってゆく。

 

人類の痕跡が大自然の生き物によって分解されていっている風景は、そんな未来図を予想させるもの。

幾千年、幾万年後の地球は、また、人工的なものが姿を消した、大自然に覆われた世界かも知れません。そんな時代を迎えても、粘菌は、大切な役割を地球に果たしていっているのだ。


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