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ひまわり文庫、2019年1月の新刊〔5741〕2019/01/03

ひまわり文庫、2019年1月の新刊

2019年1月3日(木)晴れ

今朝は、潮江天満宮さんに初詣。まだ真っ暗い時間帯だったので、参拝客もまだ居ない、静かな静かなお正月の天神様で、神様とお話してきました。

 

さて。会社、本社棟2階に「ひまわり文庫」を開設して3年が経ちました。もう3年か。僕の蔵書を中心に、かなり偏ってはいるけど特徴的な本を並べたミニ図書館ね。みんなに利用して欲しいけど、そのジャンルの偏りからか、利用率は僕が期待するほど高くないのがね。ちょっとね。

それはそれとして、この文庫には毎月新しい本が追加されていきます。10冊程度。

スタートして3年になる訳で、計算すると、最初から言えば300冊以上の本が増えた訳ですな。ちょっとづつの積み重ねか。塵も積もれば山となる。塵ぢゃないけど。

 

で、今年最初の新刊。9冊。

左上は、自宅の書棚の奥にあったのが出て来たので、読んでみました。ご存知マックス・ウェーバーの名著。というか、講演録。「学問」と「政治」と若者の考え方について、非常に厳しい口調で若者たちに説く。第一次世界大戦後のドイツで。この指導のもとに適切な指導者層が生まれていたら、ナチスが跋扈することもなかったのに。とても頭に刺激的な講演録。

 

その下は、懐かしさ神経を刺激する。僕らが小学生の頃、図書館にあった本。コロボックルの物語で、小学生の僕らにとても強い印象を残した名著。シリーズものになってて、僕は全部読みました。戦後の日本の風景が描き出されていて、懐かしさ満載。どっかへ出張に行く時、BOOK OFFでみつけて懐かしさの余りに手に取ってしまった。いや、懐かしくも心温まる。良い本。久しぶりにこんなの読んでみるのも、楽しいね。

 

その下は最近ブームの伊坂幸太郎だ。頭をリフレッシュさせる時、読む。よく計算された文章が、好き。

 

右上。「マッチと街」。これ、とっても面白い。昭和の頃の高知の街。喫茶店や居酒屋には、必ず、お店ごとに特徴のあるデザインのマッチがあった。そのマッチのコレクションを元にして、そのお店や街の風景を写真と文章で描いていく。この企画、良いね。こういうセンスが高知らしくて、良い。

純喫茶。音楽喫茶。居酒屋。バー。スタンド。スナック。キャバレー。

そう。街は、そんな街だった。

 

その下「保守と大東亜戦争」。今、自称「保守」が本当の「保守」からかけ離れていっている。そんな時代であるからこそ、日本における「保守」の歴史と真実、全体主義との関わりなどを、気鋭の政治思想学者中島岳志が詳説する佳本。こういう勉強をしとくのは、大切だと思う。

 

「明治礼賛の正体」。最近の明治礼賛の風潮の危険性を説く本。そう。歴史はちゃんと勉強したいものだが、ネット社会の中でイメージだけが先行し、本当のことが隠れていってしまう風潮への警鐘。

 

その左は「井深大」。ご存知ソニーの創業者、井深大の評伝。すごい。ものすごい発想力、発明力でソニーの礎を築いた偉大な人物であるのは言うまでもない。その生い立ち。世界の技術革新を誰よりも早く取り入れ、「独自」にこだわって技術開発に取り組む。井深は、晩年、「気功」とか超自然現象とかに嵌まり込んだ訳だが、それも、誰も考えない未来、というものを志向する井深の思想の延長線上にあったのではないか、と説く。そんな思想がなくなった時、ソニーは普通の会社になってしまった。と、説く。なかなか興味深いね。

 

最後は、「ホモ・デウス」上下巻。去年、3月の新刊でご紹介した「サピエンス全史」を書いたユヴァル・ノア・ハラリ渾身の著作。「サピエンス全史」が、認知革命によってホモ・サピエンスが地球の支配者となり、成してきたことを書いた本であったのに対し「ホモ・デウス」は、未来だ。

このイスラエル人歴史学者は、すごい。

AIや生命科学が、僕らの未来をどうしていくのか。宗教が役割を終え、AIと生命科学によって、人類は「神」になるのか。ホモ・デウスとは、ホモ・サピエンスの次にくる、神のような存在。

名前はデハラ・ユキノリに似てるユヴァル・ノア・ハラリ。その思想は深く、強い。

なかなかすごい本だと思いました。

「ホモ・デウス」。

今年最初の新刊としてご紹介するに相応しい、と思う。

 

今年のひまわり文庫も、よろしくお願い申し上げます!


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