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砂の器〔5815〕2019/03/18

砂の器

2019年3月18日(月)晴れ

月曜日の朝は、用事も多いので、いつもより早めに出勤。4時過ぎには会社に到着してます。まもなく春分の日だけども、さすがにまだ真っ暗。未明の工場風景とか星空とか、このところ幾度か書いてきたので今朝はちょっと視点を変えてみた。映画の話。

 

と、申しますのも、今朝の高知新聞の芸能欄に「砂の器」のことが書かれていたからですね。たぶん共同通信の配信コラムだと思うけど、「傑作の誕生 橋本忍のシナリオ」というのが連載されてて今朝がその第五回。今朝のテーマが「砂の器」。

「砂の器」は、橋本忍と山田洋次の共同脚本。山田洋次は、その頃、橋本忍に弟子入りしたばかりだったそう。

僕はあまり映画を観ない。一番観ないのはテレビですが、映画も、あまり観に行く機会がない。そんな中でも好きな映画、何度も観た映画も、あります。その代表的なのが、「砂の器」なんですな。ご存知でした?

 

去年だったか、安藤桃子さんが頑張って高知の街中にオープンした独立系映画館、ウィークエンドキネマMでもデジタルリマスター版が上映されたので、また、観に行ってきました。「砂の器」。

もうね。クライマックスで丹波哲郎が語る過酷な運命とそれを取り巻く風景は、涙なくしては観られない。

あの秀作の脚本を書いたのが、橋本忍。

知らんかったけど、伊丹万作(伊丹十三のお父さんね)の、唯一といえる弟子なんだそう。サラリーマンをやりながら書いたシナリオが黒澤明の目に止まり、それが映画化されたのが「羅生門」というから、すごい。

黒澤組で活躍した後、独立して数々のヒット映画を生み出した、橋本忍。

 

山田洋次との共作脚本第一作は「ゼロの焦点」。そして第二作が「砂の器」であった訳だが、松竹によって映画化は断念される。いちばんの理由は、ハンセン病がテーマだったからと言われてますね。

興行師をやったこともある橋本忍のお父さんが、病に臥せり、忍が帰省して見舞う。その病床で「おまえが書いた脚本の中で読めるのはこの2冊だけだ」と言われ、枕元に置いてあったのが「切腹」と「砂の器」だったそう。「切腹」は映画化されてたけど、「砂の器」はまだ。

その後、忍はこの「砂の器」の映画化に奔走、実現することになる訳だ。脚本を読んだ黒澤明は、無駄が多すぎるので書き直せ!と言ったようだが、橋本には自信があり、書き直さずに映画化、大ヒットとなった、と、このコラムに書いてます。

そう。後半の怒涛のような迫力。見事なものだと、僕は思います。

 

ああ。「切腹」、観てないけど、観てみたくなりました。

 

そんなことより今日は月曜。仕事仕事。まだ外は暗いですが、これから怒涛のような迫力で仕事を始めたいと思っています。本当です。


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