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車のいない電車通りの朝〔6001〕2019/09/20

車のいない電車通りの朝

2019年9月20日(金)晴れ

なんか、一気に涼しくなったね、朝晩。自転車で出勤しましたが、そんなに汗、かきませんでした。もう、秋。寝る格好に気をつけんと風邪ひきます。今朝もハクション一発。

 

ここは宝永町。宝永町交差点にかかる歩道橋の上から、西の方向を撮影しました。朝、4時半前。この時間、交通量も少なくて、この写真には一台の車も写ってない。昼間はそこそこの交通量になるこの交差点も、今は眠ってるかのように、静か。

 

この写真をよく見てみよう。よく見てみよう。

この交差点、今では市内でも有数の、交通量の多い交差点。なのに、南北を結ぶ横断歩道がないんですね。そう。歩行者は、電車通りを渡ろうと思うと、交差点の東側に架かるこの歩道橋を渡るか、向こうの信号まで迂回するか、しかない。自転車に至っては、この交差点を南北に渡ることは不可能で、向こうの信号か、東の信号まで迂回するしか、ない。ちょっと不思議な不便な交差点なんですね。

 

さて。

ここの現在の航空写真は、これ。この十字の場所が、歩道橋。

僕が中学生の頃の航空写真は、これ。鏡川大橋はまだ架かっておらず、この南北の道路も、すぐ北で行き止まり。広い南北の道は、全部で数百メートルしかない。でも、その頃すでに計画されてたんでしょうね、この南北道路。

もうちょっと高いところから見てみると、潮江も御座界隈も田んぼだらけ。こんな風景でした。

 

そんな風景の頃、人口も交通量も右肩上がりだった頃、交通インフラはそんな社会変化に追い付いておらず、なんとかせんといかん、ということで、こんな道路とかあんな道路とかが計画され、そしてたくさんの横断歩道橋が作られた。そんな時代。

僕が中学生の頃には、すでにここには歩道橋が、ありました。

 

この歩道橋という施設、ウィキによると、日本だけにとても多い施設らしい。なるほど。これもやはり、ガラパゴス的増殖を見せた、施設でした。そして、高齢化社会、人口減少社会を迎えた今、老朽化した歩道橋を撤去して更新しない、大量撤去時代に移っている、と、ウィキにも書いてます。そりゃあ、そうだ。

 

歩道橋の階段の部分、歩道の見通しを悪くしてるので、この南の常磐町の歩道橋下では、自転車と歩行者の接触事故が起こります。葛島橋西詰では、橋から高速で降りてくる自転車と、西から上ってくる自転車が狭い狭い空間ですれ違ってとても危険だし。

なにより、社会が成熟し、歩道を渡ることの危険性が減少、歩道橋の意味が、なくなってきてるんですね。高齢者には歩道橋、無理だし。

 

だから、これからの交通インフラは、これからの社会に合わせた計画が必要となる訳で、都市計画も、これから予測される社会に合わせた、住みやすい、暮らしやすい、楽しい、ゆるりとした、のたりのたりした、それでいてスマートな、でも人間らしい空間に溢れた、ドローンやAIが活用される、でも地域地域の歴史や特性が活かされた、心落ち着く空間が目指されるべきなんでありましょう。

車が一台も走ってない電車通り、宝永町の交差点を歩道橋から眺めながら思いました。


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