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ひまわり文庫、2019年11月の新刊と旧刊〔6043〕2019/11/01

ひまわり文庫、2019年11月の新刊と旧刊

2019年11月1日(木)

今日から11月か。速い速い。そんな訳でひまわり文庫、11月の新刊と旧刊。

こないだ、ひまわり文庫を眺めてて、もう一度読んでおきたい本とかがたくさんあることに、気付きました。考えてみりゃあ、当たり前だ。そこで、今回からは、新刊書に加えて、ひまわり文庫の蔵書の中から読み返してみた本も、紹介することになったのであります。

 

それでは早速、読み返しから。

 

「暗号解読」上下巻。これは、かの「フェルマーの最終定理」を書いた科学ジャーナリスト、サイモン・シンが、人類の歴史と暗号解読の歴史を、とても詳細に、めくるめくスペクタクルで紹介してる、本。もう一度、読みたくなって、読みました。暗号作成者と暗号解読者のせめぎ合いが、すごい。日本軍が負けた大きな理由に、米軍の暗号解読能力があったこと、これでよく分かります。

ネットとかで使われている、素数を使った現在の暗号は、今のコンピューターの計算能力では解読できない。暗号作成者の、勝ち。そんな時代。でも、今開発が進んでる量子コンピューターができると、一気に形成が逆転する。だから、それでも解読できない量子暗号の開発も進む。すごい時代。量子の話は、また後で。

 

「歴代海軍大将全覧」も読み返し。無能な大将、先を見通せた大将、害にしかならなかった大将などなど、戦争の歴史に極めて詳しい知識人が対談形式で紹介していきます。歴代陸軍大将全覧が全3巻なのに対して、海軍は1冊におさまってます。

 

この対談に登場する半藤一利さんが、宮崎駿さんと対談してるのが「腰抜け愛国談義」。どちらも、僕のメンタリティにズドンとはまる方なので、面白かった。二人とも、戦争には滅法詳しいし、よく勉強しておられるし。興味の持ち方とか感じ方が、僕には、はまります。テレビとかで勇ましことばかり発言してる輩には、ぜひ、読んでもらいたいね。

 

脳みそ休息リフレッシュ用に、2冊。出張中に電車と飛行機で一気読み。

「ジャンプ」は、「月の満ち欠け」で直木賞をとった佐藤正午さんの本ね。いや、正直、月の満ち欠けが面白かったから期待してたけど、それほどでもなかったです(個人の見解です)。

 

その意味で、伊坂幸太郎はハズレがない。「陽気なギャングは三つ数えろ」。陽気なギャングスリーズの三冊目ね。安定の伊坂幸太郎。脳みそが思い切りくつろぎました。

 

さて。

今回、少し本の数が少ないですよね。たった8冊。少ないのには、理由があります。だって、読むのに時間がかかったんだもの。次の二冊に。

 

まずは「光の量子コンピューター」。

上にも書いたけど、今、激しい開発競争がつづく量子コンピューター。こないだGoogleが開発に成功した、みたいなニュースもあったけど、僕は怪しいと思ってます。この本は、古沢明さんという東大の先生が、自身で研究開発を進めてる、光を使うという独自の方法による量子コンピューターの解説。量子のふるまい、というのは、本当に怪奇なんだけども、この世の中は量子のふるまいによって成り立っているのも、事実。読んでると、頭の中がお花畑になるけど、我慢しました。わからないなりに読んでるうちに、なんとなくわかったような気がしてくるから不思議なもの。気がするだけですが。

 

そんな意味で、本当に難しいけど、わかった気になって面白かったけど、たぶん理解はできてない本が、「量子力学で生命の謎を解く」。今月のイチオシ。

これ、先月東京へ出張してたときに、八重洲ブックセンターで見つけて買ってしまった。量子論と生物学の合体。

まあ、上にも書いたように、この世界は不思議な不思議な量子力学で成り立っている訳で、生命、生物というものも、その不思議な法則の中で生まれたもの、と考えるのは至極当然。だけども、あまりにも不思議なので、いまだに賛否分かれる量子生物論。

光合成に、量子のふるまいが関係しているのは、ほぼ間違いない。コマドリは、量子のふるまいを使って磁気を感知し、間違えないで渡ってゆく。

そして、地球上に生命が生まれたのは、量子のふるまいのお陰。という画期的な話は、難しいけど面白い。これ一冊読むのに何日もかかってしまったので、今月は8冊。

 

そんなこんなの11月の新刊。久々に、脳みそ、かなり使ってしまった秋の夜長。


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