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この始発列車は上りでも下りでもない〔6077〕2019/12/05

この始発列車は上りでも下りでもない

2019年12月5日(木)晴れ

今朝も冷やい。いよいよ師走。なんか、せわしなくなって参りました。

写真は、会社の僕の部屋から撮影した土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線上り始発列車。2両編成。明るくなり始めた空を9640系車両が疾走してゆく。彼方には三宝山のお城のオブジェ。

以前にも書いたように、土佐くろしお鉄道で採用されてる汽車の車両は9640系。くろしおをもじった番号になってて、○○系というのは、そんな付け方してかまん、ということを教えてくれます。

 

で、今「上り始発列車」と書いたけど、ウィキによるとごめん・なはり線では「上り」「下り」の呼称、使ってないんだそう。理由があります。

列車番号のせい。列車番号ってご存知ですよね。南風○号とか言う、その○の番号。で、ウィキに書いてるところによると、基本、「上り」が偶数で「下り」が奇数になるんだそう。土讃線でも、岡山発高知行きは南風1号で、高知発岡山行きが南風2号となってます。

 

でも、土佐くろしお鉄道に列車番号の付く列車ってあったっけ?

普通列車と快速しかなかったのではないか?

と思いがちだけど、あります。オープンデッキに付いたやつね。あれ、しんたろう号とやたろう号なんだそう。こんな感じで、双方1号と2号があります。高知駅と後免駅の間は土讃線を走るので、土讃線のルールに従って1号2号が振られているのである。だから、安芸から後免を経由して高知へ行くのが1号で、高知から後免を経由して安芸へと向かうのが、2号。

 

「列車番号のせい」と上に書いたけど、よく考えてみるとそれだけではないね。普通列車も快速列車も、こんな感じで土讃線に乗り入れてます。だから、もし、安芸から乗ったら後免までが上りでごめんから高知が下り、とかなってしまうのである。

そこで土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線では、「上り」「下り」の呼称は使わないのである。

すると、同じ土佐くろしお鉄道でも、窪川と宿毛の間の中村・宿毛線では「上り」「下り」を使うのか、という問題が気になるけど、やはり、使うのである。こんな感じで

 

偉そうに解説してきたけど、僕も、今朝、このへんのこと知ったばかり。世の中は知らないことだらけ。

 

1977年に大ヒットした狩人の「あずさ2号」は8時ちょうどの新宿発下り列車だけども、列車番号は2号だから偶数。ルールと違うではないか!と思いますよね。実は、「下り」が奇数で「上り」が偶数というルールは、1978年の国鉄ダイヤ改正で始まったもの。だから、その1977年時点では、8時ちょうどのあすざ2号は存在したのであります。

 

今朝も勉強になりました。


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