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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

合同堰と統合堰とサイフォンと〔7177〕2022/12/09

合同堰と統合堰とサイフォンと

2022年12月9日(金)晴れ!

昨日、仁淀川の八田堰と、野中兼山先生の功罪について書きました

では、物部川では。野中兼山先生、歴史的にも有名な山田堰をはじめとする治水灌漑工事を断行して、香長平野や野市に農地を切り拓き、また、洪水対策も行ったのでした。

江戸時代から昭和までを通じて、物部川下流域には、いくつもの堰が築かれてきました。昭和34年当時、兼山先生の手による山田堰を含めて、8つの堰が存在しております。そのうち、下流の6つを統合してつくられ、昭和41年に完成したのが「統合堰」。今、僕らが「町田堰」と呼ぶ「統合堰」によって、物部川東岸の広い地域の灌漑用水が供給され、そして洪水対策も為されるようになった、という訳です。

 

それに遅れること7年。昭和48年に、上流部の山田堰と父養寺堰が統合され、山田堰の上流840m地点に「合同堰」が構築されたのでした。「合同堰」からは、840mのトンネルで山田堰のところまで導水され、舟入川となって香長平野を潤しております。物部川の西側。

「統合堰」と「合同堰」。左岸と右岸。東岸と西岸。現在は、そういうシステムになっているのであります。ありますが、実は、もうひとつ、現代の技術で興味深い工事が行われているの、ご存知でしょうか。サイフォン。そう。なかなかに巨大なサイフォンが、大河物部川の下を潜り抜けているのでした。

 

この、物部川土地改良区連合さんのHPで、見ることができます。統合堰(町田堰)で取水され、「統合幹線用水路」を流れてきた水が、深渕の施設で分水され、サイフォンとなって物部川の下を潜って、西岸へと流れ、西岸沿いに南流して田畑を潤しているのでした。

そう。つまり、弊社の工場内を流れている用水って、実は、町田堰で取水され、東岸を流れた後にサイフォンを通って西岸にやってきて、南流している水だったのでした。これってあまり知られてないですよね。こんなにも大掛かりな施設があること。

 

サイフォン。今まで、山田の松尾サイフォンとか、潮江用水の吉野川のサイフォンとかをご紹介してきたけど、最も近代的なサイフォンが、ここにあります。写真が、そのサイフォンの西岸出口の施設。

 

物部の流れは、太古の昔から、その流域で暮らす人々に恵みを与え、そして時には脅威を与えてきました。その、川との戦い。利水と治水。特に、野中兼山の時代からは、たゆまぬ治水事業と利水事業の歴史が繰り広げられてきた物部川で、今も、こうしてたゆまぬ努力が続けられているのでした。


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