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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

高知測候所と天気予報〔7415〕2023/08/04

高知測候所と天気予報

2023年8月4日(金)曇り

黒海に突き出すクリミア半島。今、ロシアとウクライナの間で領有権を巡って争われているクリミア半島は、昔から戦争の火種になってきた地域。特に有名なのはクリミア戦争(1853-1856)で、グローバルな国際関係の中で勃発した初めての世界戦争とも言えるもの。その戦争スタイルは第一次世界大戦に発展していき、総力戦による世界大戦の嚆矢となった、とも言われているクリミア戦争。大量破壊兵器のようなものも使われ始め、そこに科学的な看護体制が生まれてナイチンゲールが活躍した、という話もある、クリミア戦争。

そのクリミア戦争では、看護体制だけでなく、様々な技術革新が生まれた訳やけど、その一つに「天気予報」があるのであります。

クリミア戦争では、黒海の英仏艦隊が暴風によって壊滅しました。そこで、当時の最先端科学を駆使した研究が始められ、天気予報という学問ができあがっていった、とも言われてます。気圧などの観測技術と、天気図の作成、そして予測。

イギリスでは、1870年代に天気図の作成が始まり、1879年(明治12年)には新聞に情報提供を開始。いよいよ近代的な天気予報のはじまりだ。

 

では日本では。なんと、明治17年6月1日に、近代的天気予報の第一号が発表されてます。イギリスの新聞発表に遅れること5年。すごい。その天気予報に先立ち、測候所が全国に13ヶ所つくられた訳やけど、そのうちのひとつが、高知測候所。以前にも書いたけど、稲荷新地に建てられた木造洋風建築の4階建て。香南市の若一王子宮に寄進された絵馬に、その素敵な洋館が描かれているのでした。

その洋館があったのが、おそらくはこの辺り。絵馬を見ると、この辺り。明治15年3月1日に開設され、気象観測を開始してます。イギリスで天気図の作成が始まってから10年くらいしか経ってないのに、高知のこの場所で気象観測が始まったという奇跡。その測候所は明治21年に高知城二の丸に移転したので、ごくごく短い期間やったけど、確かにここに、日本の気象観測黎明期の歴史があったのでした。

 

爾来140年。天気予報の精度は向上し、これからはAIも予報してくれるんだろうけど、それでもなかなか正確にピタリ、という訳には参らんですねー。昨日の日中なんかも、曇ったり降ったりの予報やったけど晴れて晴れて暑かったこと。

台風6号は、あろうことか沖縄でUターンした後、東に進んでから北上、こっちへ向かう予報になっておるではないか。これは、願わくば外れて欲しい予報やね。近年、温暖化のせいなのか、雨の振り方がとんでもなくなってきてます。ちなみにここにあった高知測候所で観測した、明治19年8月の気象データはこれ

140年が経過し、地球は、間違いなく温暖化していること、わかります。


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