BRTとLRT〔8081〕2025/05/31

2025年5月31日(土)晴れ!
5月も今日でおしまいかー。明日から6月。はやいねー、困ったもんだ。
朝ドラ「あんぱん」も1/3が終わった訳で、はやくも「あんぱん」ロスが懸念される今日この頃。4月ー9月の朝ドラでは、夏休みから観光客が増える、といったデータもあるので、これから頑張らんといかんね。実現したい後免町商店街での「あんぱんストリート」。「あんぱんサミット」でも「あんぱんストリート」でも「あんぱんマルシェ」でもなんでもいいので、実現したら楽しいね。
あと、鉄分が濃い僕としては、なかなかに諦めきれないとさでん交通路面電車との連携。ひろめ市場など、高知市内の観光客さんは確実に増えています。なので、市内から路面電車で後免へ来て頂き、あんぱん食べて牛乳飲んで、そしてシャトルバスで香美市のアンパンマンミュージアムへ向かう、というコースを推奨したい。旅行客が求めているのは「非日常」だから。
考えて欲しい。鉄道は、鉄道に乗ること自体が観光になるけど、バスはバスに乗ることだけでは観光にならない。人間としての「距離感」が違うのだ。バスと電車では。それは、観光とかでもそうやけど、日常生活でもそう。
例えば、高知市内の電車通りで、東西の移動を考えてみよう。実は、電車通りを東西に走るバスは、多い。多いけど、はりまや橋から知寄町へ向かうのにバスを使う人ってそんなに居ないでしょう。使うなら路面電車だ。
赤字鉄道路線を廃止してバス輸送に切り替え、といったことが、よく安直に行われるけど、バスになった途端に乗客が激減し、街が寂れていくといった事例にはコトカキません。いや、かなり考えに鉄分バイアスがかかっているのは自覚してますが・・・
BRTとLRT。
BRTは「Bus Rapid Transit」で、バス高速輸送システム。連結バス、バス専用レーンなどを使って、高速に大量輸送を実現しようとするもの。10年前、新潟市が採用したことで有名。通常のバス輸送をBRTに切り替えることで市街地の活性化を目指しました。ところが、計画通りに乗客は伸びずに減少。いろんな意見があるけど、「失敗」という見方も多い新潟のBRT。BRTという呼称は、なくなってしまいました。
LRTは「Light Rail Transit」。乗降が容易で速達性に優れた大量輸送を実現するもので、目的はBRTと同じ。トラムなので、軌道の敷設などの投資は大きい。近年日本で導入されたLRTでは、宇都宮と富山が有名。そして、双方とも成功を収めており、市街地の活性化にも一役かっている、と聞きます。
僕の感覚では「やはりね」といった感じ。そうりゃあそうだ。鉄道とバスでは、人間としての「距離感」が違うのだ。いや、もちろん鉄分バイアスがかなりかかった意見であるのは自覚してますが・・・
写真は今朝の後免町。車庫から電車が出てゆきます。せっかくの路面電車インフラがある、高知。街づくりにも観光にも、もっと電車を活用したいねー、などと朝っぱらから妄想するのは、鉄分が濃いからというのは、自覚してます。