炎天下、須崎へ〔8109〕2025/06/28

2025年6月28日(土)晴れ
なんと、梅雨明け。ビックリしたねー。本当に短い梅雨でした。農産物への影響が懸念されますね。いや、降るときには降らんとねー。これだけの空梅雨も、あんまし記憶にございません。今日も朝から夏の日差しがギラギラ。暑いね。暑い。
そんな炎天下、久々に須崎方面RUN。いや、本当に久し振り。佐川、斗賀野から峠を越えて桑田山温泉へのRUNは、暑いけど楽しゅうございました。
汗にまみれてやっとこさ到着した桑田山温泉の、全裸で小さな橋を渡った先にある素敵な露天風呂は、開放感が溢れてて気持ちいい。大自然の中の露天風呂って、いいもんだと改めて実感したことでした。
温泉でゆっくりしてから、歩いて吾桑駅へ。せっかく風呂に入ったのにね。この炎天下だと、また、汗が吹き出してしまいますね。仕方ないけど。で、吾桑駅から各駅停車の汽車に乗り、須崎。最近、高知信金さんがかなり力を入れている、須崎。駅舎もきれいになりました。
今日の最終目的地は「書肆 織平庵」。最近来れてなかったので、店主の斧山さんにお会いできて、また、ゆっくりお話しができて、とても嬉しかったです。斧山さんが69歳にして始めてしまった小さな本屋さんも、開店してからもう4年。すっかり街や人に馴染んできた感がある、「書肆 織平庵」。
こないだ、ここで飼っておられるネコちゃんの話題をテレビでやってました。お客さんのない時は、斧山さんのお相手をしてくれている、可愛いネコちゃん。
近年、町の本屋さんがどんどんと少なくなってきてて、僕は寂しい。品揃えが豊富で工夫を凝らした大きな本屋さんは、それはそれで楽しいし、ピンポイントで欲しい本はネットで簡単に手に入れられます。それはそれとして、ご近所の「街の本屋さん」も、大切な空間だったりします。
ここ「書肆 織平庵」は、店主の趣味である古本が所狭しと並び、入り口付近にはなかなかセンスのいい新刊書。斧山さんの志向、趣味は、僕も少し近いところがあるので、ここで本を探すのはとても楽しいのでした。
そして、ブックカフェのようになっていて、カウンターでビールも飲めます。開店当初、一生懸命練習してたカクテルも、飲めます。写真は、必死にシェイカーを振る斧山さん。随分前、僕がシェイカーを振るカクテルを頼んでから現在までで、シェイカーを振ったのは2度くらいだとか。善き哉善き哉。
そんな訳で、須崎という町は、僕にとって心から落ち着く文化的空間だったりするのでした。
炎天下走って、温泉つかって、素敵な本屋さんでビール飲んでカクテル飲んで。
須崎にて、命を洗濯する時間。