隅田川貨物駅のブルーサンダーと金太郎さん〔8228〕2025/10/25
2025年10月25日(土)小雨
今朝も、東京。例の、南千住駅から南へ行った界隈で泊まってました。なので今朝は、南千住駅の横に広がる隅田川貨物駅。こんな感じの広大な貨物ターミナルが、都心からすぐ近くに広がっているのは感動的ですら、あります。ありませんか?
東京で一番広い貨物ターミナルは「東京貨物ターミナル駅」。羽田空港の北側に、羽田空港にも負けないような広さで貨物駅があることって、あまり知られてないよね。これが羽田空港で、これが東京貨物ターミナル駅。すごい広さ。
それほどの広さはないけど、ここ隅田川貨物駅もなかなかのもの。南千住駅南側の陸橋から、その広大な敷地を眺めることができます。
今朝の写真は、東側の道路から撮影したもの。機関車がたくさん並んでますねー。最近は、ちらりと外観を見ただけで機関車の種類が判別できるようになってしまった。いや、それが何かの役に立つことはないけど。
何両か並んでいる青い機関車。これはEH200だ。通称ブルーサンダー。二両が永久連結された構造で、Hだから8軸。この機関車、現在の日本では最大のパワーを誇ります。かつての国鉄型電気機関車だと重連でないと上れなかったような傾斜を、これ1両で軽々と走っていく姿は格好いい。交流区間、直流区間どちらも走れる交直流電気機関車。
手前の赤い凸型機関車はDD200だ。ディーゼル機関車。DE10とかDD51とかが老朽化してきて、このDD200に置きかわったね。構内の入れ替え作業や、短距離の非電化区間で活躍します。右手向こうの方に、赤にグレーの差し色が入った電気機関車。EH500やね。通称ECO-POWER金太郎。金太郎さんは、主に東北地方とかの東日本で活躍する交直流電気機関車。
青函トンネルに新幹線が走るまでは、北海道まで走っていいた金太郎さん。
この隅田川貨物駅、常磐炭田の石炭受け入れの為に1896年(明治29年)に開設されたというから、古い。で、「石炭、木材、砂利などの荒荷」を取り扱い、隅田川の水運に連絡していた、貨物駅。戦後すぐまで、隅田川から水路が引き込まれ、水扱積卸場があったそう。この航空写真見たら、その水扱積卸場がはっきりと写ってます。なるほどねー。
こないだ話が出た、北海道乳業さんのタンクコンテナがないかな、と思ってあちこち見てみたけど、見つかりませんでした。
これからの、未来の日本の物流を支えるのは、鉄道貨物なのである。だったらいいね。
