大日寺、公衆電話と作法〔2340〕2009/09/11
2009年9月11日(金)晴れ!
9月11日で思い出すがは、今から8年前の9月11日。あのニューヨークの同時多発テロですね。あのときの鮮烈なテレビ映像は、今でもハッキリと覚えちょります。もう、あれから8年経ちます。
「今日は何の日」というがを見よりましたら、109年前、1900年の9月11日、東京の上野駅と新橋駅の構内に、日本で初めての公衆電話が設置されたそうです。おそば一杯2銭の時代に5分しゃべって15銭。なかなか高価な通話料でした。
携帯電話が急激に普及するついこないだまで、公衆電話はヒトの生活にとって無くてはならないこぢゃんと重要なものでした。
それがあっと言う間。ビックリするくらい急激に、メッソ用事の無いものになっていきました。これほど必要性が激変したものも珍しいですよね。
ここは今朝の、野市の大日寺さん。朝から、巡礼スタイルの方が訪れちょりました。28番札所ですね。その駐車場にはご覧の通り電話ボックスが。お寺っぽいデザインの電話ボックスが風景に融けこんじょります。このボックスはどれだけ利用されゆうでしょう。お遍路さんも、今はほとんどの皆さんが携帯電話を持っちゅうようです。ホントは携帯とか持たず、身の回りの世間と隔絶された状態で巡礼にまわりたいところですな。
その大日寺の公衆電話の横には、トイレ以外での作法を禁じちょりました。なるほど。「作法」というオクユカシイ表現が由緒正しき古刹らしいですね。札所ということで参拝客も多いでしょうき、あたりかしこでバラれたら大変。そんな訳でこんな表示板が立てられちゅうがでしょう。こんな場所で作法はいけません、作法は。