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品川神社、富士塚のてっぺんから〔3555〕2013/01/08

品川神社、富士塚のてっぺんから

2013年1月8日(火)晴れ!

今朝は東京。昨日、松山から飛んできて、大井町に泊まっちょりました。品川の南の大井町。そんな訳で、今朝も5時に起き出しまして、江戸の地形堪能RUN。JRの東海道線は、海岸にせり出した台地の上を、北から南へ走っちょりますので、大井町の駅は台地の上。大井町駅から西へ行くと、仙台坂、通称くらやみ坂というちょっと怖い名前の急坂。仙台藩の下屋敷があったき仙台坂。坂の上に長屋門、屋敷、そして斜面を利用して広大な庭園、という、江戸の典型的な大名屋敷のつくり方が想像できます。

その急坂を下ると第1京浜、京浜急行、そして旧東海道。旧東海道や京浜急行は、台地の下、海岸に近いところを走りゆう訳です。

今朝は、その第1京浜、箱根駅伝で1区と10区の選手が走った第1京浜を北上。目黒川を越えると、また、目黒川の北東に台地がせり出してきます。その台地は、たぶん、白金台とかに連なる台地。その台地に、これも典型的な神社のつくりかたですが、台地の下、第1京浜沿いに参道入り口があり、台地を上る石段を上がると、台地の上に品川神社。

文治3年(1187年)に、源頼朝さんが、安房、洲崎明神の神様を勧請して創建したとされる、古い由緒のお宮さん。当時も、海に面した台地やったでしょう。
その後、お稲荷さんや素戔嗚尊などが祀られ、江戸時代になって、徳川家に大切に祀られた品川神社。境内にも、その由緒の古さが漂います。

その、参道の石段の途中から、左に細い径。どんどん上っていく細い径。途中に、五合目とか、七合目とか書いた標柱。どうやら、小山になっちゅうようです。てっぺんまで登りました。この小山は、富士塚。

案内板によりますれば、富士塚とは、富士信仰において、富士山を遙拝するために人工的につくられたミニチュアの山のこと。この品川神社の富士塚は、明治2年、北品川の丸嘉講、約300人によって造られたものやそうです。その後、第1京浜で削られて東面が石垣になっちょりますが、今でも富士塚の形態を残しちゅうそうですね。この富士塚の、品川神社本殿寄りに浅間神社が祀られちょりますが、毎年7月1日に近い日曜日、丸嘉講の講員一同が白装束でその神前で「拝み」を行い、それから裸足で富士塚に登って山頂の遙拝所、そして小御嶽の祠でも「拝み」を行って下山、社殿に戻って平服に着替える、という神事をやりゆうそうです。今でも実際にやりゆう「富士講」は、もう、大変に少ないそうで、ここはその貴重な現場。

てっぺんから、富士山方面にはビルなどが並んで見晴らせませんが、一応、遙拝してきました。写真は、東、台地の下の海の方向を眺めるひまわり太郎。東の空が明るんできよります。太股の向こうの白い筋は、京浜急行の電車の灯り。

富士塚のてっぺんで、庶民の思いを体感してきました。


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