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春野、観音正寺観音堂〔3798〕2013/09/08

春野、観音正寺観音堂

2013年9月8日(日)曇っちょります

朝方ちょっと小雨が降りました。が、その後は曇りの日曜日。春野方面へたつくりに行っちょりました。
家を出て、鏡川大橋を渡って西進、電車通りを越え、大きな交差点を左折してまっすぐ行くと100円トンネル。競馬場の方に抜ける、2本のトンネル。それを抜け、運動公園方面へ走って、春野の野球場。今朝はちくと高校野球を観てきました。

野球終了後、今朝は、まだ10kmも走っちょらんがが気になって、また、走りに出ました。運動公園の東、芳原から、昔の往還ルートであった白土峠を越えて神田へ抜けてみろうかと思うたのでありました。以前、2回、通ったことがある白土越え。

芳原の集落からどんどんと北上すると、白土越えの山道の麓に着きます。さあ、そっから駆け上がろう、としよったら、麓にある民家の前で作業しよったおんちゃんに声をかけられました。
おんちゃん「おまん、その格好でどこ行くがぜよ?」
私「この路、昔、高知へ抜ける往還やったがでしょう?それを行こうかと思うて。」
おんちゃん「この季節にここを通りゆうモンらあ誰っちゃあ居らんぞね。やめちょきやめちょき。」
私「いや、7月ばあに上から下って来たけんど、なんとか来れましたき。」
おんちゃん「その頃と今では全然違わあよ。バラやら薮がすごいき、そんな半ズボンの半袖やったらしゅっと傷もつれの血もつれにならあよ。誰っちゃあ通らんぞね、今の季節は」
私「う〜ん、どいたち、行けんろうかねえ?」
おんちゃん「まあ、そういう趣味やったら仕方ないけんど、家族にもちゃんと言うちょきよ。傷が疼いて寝れんなって救急車で運ばれることになるき、絶対。」
私「まあ、行ける所まで行ってみますらあ。」
おんちゃん「やめちょいた方がエイぞね、絶対。」

と、まあ、そんな会話があって、ちょっと登り始めましたが、やっぱり無理でした。ジャングル。こんなところを半ズボンで行けるがは同級生のT君だけや、と観念して、戻りました。大人の分別。
そっから芳原へ戻る往還の途中、道脇に、右手の小山へ登って行く道。その上には、高知県指定有形文化財、観音正寺観音堂が鎮座ましましちゅうのであります。お参りしたことなかったので、この際、登ってみました。

今日、たつくるつもりやった白土峠から尾根筋を西へ登ると柏尾山。その山頂近くに行基上人が開いたとされる観正寺というお寺さんがあったそうです。藩政期になって、二代藩主山内忠義さんが、この場所に遷座されたとか。で、名称も、観音正寺となったそうです。

このお堂が建てられたがは、どうやら、慶安2年(1648年)。これは古い。お堂の造りをよく見てみると、象鼻やかえる股などの彫刻が実にりぐっちゅうことがわかります。なるほど。今でこそ、こんな山中の静かなお堂ですが、かなりの信仰を集めた立派なお堂やったことが判ります。

このお堂の手前の山中にも古いお宮さん。石段の途中に、巨大な天保10年(1839年)の銘のある手水鉢が。
燈籠には天保13年(1842年)。この、観音堂の燈籠には延亨2年(1846年)の銘。どうやら、その時代にかなりのご寄進が、集中しちゅうにかありません。その時代に、ここ芳原で、手水鉢や燈籠をご寄進する特別の動きがあった、その理由は何なんでしょうか。

そんな妄想を暴走させながら、すごすごと運動公園の方に戻り、結局、はるのの湯で癒されて、バスに乗ってモンて来た日曜日でした。


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