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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

日本がなくしたものを、彼がとっておいてくれた。〔3855〕2013/11/04

日本がなくしたものを、彼がとっておいてくれた。

2013年11月4日(月)曇っちょります

まだ東京。昨夜は、高田馬場でグッスリ飲みよりました。どれっぱあ飲みよったかと言うと、山手線の終電に乗り遅れたくらい。山手線終電はかなり遅いので、まあ、かなりのモンです。
完全に乗り遅れた訳ではなく、途中、品川駅でおしまい。そこで、山手線は営業終了。まあ、午前中に40km以上走っちゅうので、流石の酔狂でも、歩いて浜松町のホテルまで帰る気にはなれず、タクシーを使うてしもうた東京の夜。

で、今朝はRUNはやめちょきました。ゆっくり休んで、夕方の飛行機までの時間をじっくりまったり過ごすことに。
やって来たのはここ。江戸東京博物館。
以前、出張の際にも来たことありますが、今日はじっくり楽しんでくることができました。

江戸の町並みや、都市の成立ちについては、かなり詳しゅうに展示説明してくれちょります。で、武蔵野台地の自然地形に都市がつくられたこともよくわかる展示になっちょります。が、地形を見事に利用した武家屋敷、下町、街道の形成についての説明がほとんどなかったがはちくと残念。小生に展示プロデュースを任いてもろうたら、江戸が、世界の中でいかに特徴的な都市であるか、地形を見事に利用した合理的都市であるか、がわかるような展示をやっちゃるところですけんどね〜。もちろん、江戸が極めて自然の緑と水に溢れた大都会であったかも重要。

それはともかく。常設展示とは別に、企画展で、モースの見た日本展、みたいながをやりよったがはラッキーでした。そう。大森貝塚で有名なエドワード・モースさん。
彼ほど、日本を愛し、日本にはまりこんだ外国人もちょっと珍しい。在日中に、たくさんの手記や記録を残しちょりますが、実に好意的に見てくれちょります。

藩政期から明治初期にかけて、たくさんの外国人が日本にやって来て、手記、記録を残してくれちょります。もちろん、モースさんのように好意的なもの、日本のような美しく文化度の高い国はない、といった褒めちぎったものから、様々な批判を並べたてたものまで、それこそ色んな見方で、残してくれちょります。
文化度、文明の進展度合いが非常に高いが、それはヨーロッパ文明とは完全に隔絶した、ビックリするほど個性的なものであった、というのが一般的な論調。その個性に対する毀誉褒貶は、それこそ千差万別。

しかし、どの手記にも記録にも、当時の日本の子供については、素晴らしい、と書かれちゅうがはご存知でしょうか。特に、その笑顔。
モースさんはもちろん、日本にかなり批判的な方でも、日本の子供ほど幸福そうな子供は世界中で見た事が無い、とまで書いちょったりします。
親は、庶民であっても身分が高くても、非常に子供を可愛がる。子供は、物心ついてしゅっとから、大人の手伝いをしたり子守りをしたり。そんな中で、素直に遊び、楽しむ姿。どんなに貧しそうに見える地域の子でも、笑顔に溢れちゅうのが、実に不思議である、てなことも書かれちょります。

日本に批判的な方は、あんなに素晴らしい子供達が、大きくなるとどうしてあんなに小ずるく、横柄になっていくのだろうか、と不思議がっちょったります。

この写真は、その企画展の入り口に貼られた大きな写真。
この江戸東京博物館、ここは自由に撮影してかまいませんよ、というところが結構多いので、気に入っちょります。この写真も、自由に撮影して下さい、とう写真のひとつ。

いかがでしょうか。
この子供達の笑顔。明治初期の、貧しい日本の風景。ですが、まぎれもなく、そこには幸福に溢れた地域社会があった、とうことがわかります。もちろん貧しさや苦しさもたくさんあったでしょう。そんな時代。そんな時代に、こんな子供達が町内に溢れ、笑顔いっぱいに楽しみ、親もそれを温かく見守る。そんな文明が、この日本にもありました。


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