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五台山、竹林寺、歓喜天、寺田寛子さん〔4033〕2014/05/01

五台山、竹林寺、歓喜天、寺田寛子さん

2014年5月1日(木)晴れ

昨日の早朝、若松町のくいしんぼ如月さんで強盗があって、売上金から7万円が奪われ、犯人逃走中、という記事が、昨日の夕刊に載っちょりました。
今朝早朝、車で出勤しよって、ふと思い立って、五台山へ寄って行こうと、電車通りから青柳橋の方へ進みよったら、お巡りさんに止められました。
何事かと思いましたら、聞き込み。昨日のこの時間、ここを通りませんでしたか?不審な人物を見かけませんでしたか?という質問。なるほど。犯人はまだ捕まってないので、目撃情報を集めゆう訳か。

もちろん、その道は昨日は通っちゃあせんので、う〜ん、そんな人物は見ませんでしたね〜、と応じましたところ、構わなければ、ということで、氏名と電話番号を聞かれました。なるほど。容疑者候補なのか。凶悪な強盗犯に見えたがかも知れませんな。
しかし、警察の捜査はとてつもなく地道で、大変なものであるなあ、と、感心したことでした。

さて。
五台山に寄るつもりになったのは、先日五台山に走りに行った際に気になったものを確認する為。
五台山と言えば竹林寺さん。秘仏、文殊菩薩像の50年に1度のご開帳をやりゆう、古い名刹、竹林寺さん。その本堂脇から奥へと入っていく山の小道があります。まだ薄暗い道を進むと、その先には歓喜天さん。
インドでも、財福をもたらす神として尊崇され、日本に入ってきても、やはり商売繁盛、夫婦円満の仏様として、尊崇される、歓喜天。

そんな訳で、商売をやりゆう人に、特に、篤く信仰される傾向にある歓喜天さん。

写真は、今朝、5時過ぎの歓喜天。鳥居の扁額に「歓喜天」とあります。お堂の中に灯りが灯り、おんちゃんが、掃除とお供えをされておられました。早朝から、ご苦労様です。
この右に立つ、何本もの石柱。これには、この歓喜天さんにご寄進された方の名前と金額が刻まれちょりますが、気になっちょったのはこれ。
同じ、「濱口貞吉」さんという名前がずらりずらりと並んじゅうがです。一番古いものは、一番向こう、お堂に近いもので、大正12年の銘。三里村仁井田の濱口貞吉さん。

ここに見えるだけではありません。参道を下っていく、その脇にもずらり。見てみますと、毎年。全部濱口貞吉さん。金額はちょっとずつ違いますが、戦時中の昭和17年まで、毎年のご寄進。すごいもんです。
どんなご商売かと思うて見てみましたら、蚕糸業のようです。仁井田で、養蚕をして栄えた濱口家。

仁井田の濱口家で思い出すのは、かの、寺田寅彦さんの二番目の奥さん、寛子(ゆたこ)さん。
一人目の奥さん、夏子さんを明治35年、20歳の若さで亡くした後、明治38年に再婚したのが寛子さん。その寛子さんの父が、長岡郡仁井田村小池で二代続く医師、濱口真澄さん。医師、と言うより、漢詩人、書家として有名で、高知県人名事典にも濱口秋水という漢詩人として出てくる人物。文章家。その娘、寛子は、明るく、とても良い妻であったようで、寅彦さんも愛妻振りを隠そうともしませんでした。明治39年のお正月には、こんな甘い句を詠んじょります。

睦まじき顔をならべて炬燵哉

寛子さんは、一男一女を産みますが、大正6年、夏子さんと同じように肺病で亡くなってしまいます。寅彦文学の、あの、寂しさ、儚さは、そういった寅彦の境遇なくしては生まれなかったものかも知れません。

寛子さんの父母の墓所は、元々、仁井田の浜にあったものですが、海軍航空隊建設の為に立ち退きになり、共同墓地に移された、とあります。そこで、昨日、探しにいってみたら、ありました。立派な墓所。

この、歓喜天さんの濱口貞吉さんと、寛子さんの父の濱口さんは、同じ仁井田。なので、ひょっとしたら係累なのか。寛子さんの近い身内には、貞吉さんの名前は見当たりませんでした。昨日、探し当てた濱口真澄さんの墓所界隈にも、見当たらなかったので、親類ではないのかも知れません。

仁井田の濱口さん、と見て、こんなことまで考えてしまい、確認作業をしてしまいました。

五台山は信仰の山ですが、そこにも、いろんな信仰の形があり、その痕跡が残っています。


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