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宇宙を眺めた日〔4640〕2015/12/29

宇宙を眺めた日

2015年12月29日(火)晴れ!

寒い朝になりました。今年も、今日を入れて残すところあと3日。本当に、アッという間に時間が過ぎ去ってゆく。そう言えば、星を眺めて時間のことを考えたのは、小学生の頃だ。

当時、南与力町に住んでいた少年。
父に買うて貰うた宇宙関係の本を読んで、空に輝く星々は、何光年も、何千光年も向こうにある。星雲にいたっては何十万光年、更にもっと向こうにもある、ということを知りました。南与力町の社宅の2階。昔の質屋を改造したその建物は、2階の小窓に鉄格子が嵌っていました。その格子窓から空を見上げ、今、見えている星は、何年も、何千年も前の光だ、ということに思いを馳せ、夜が更けるまで飽きもせずに、一言も発する訳でもなく、空を見上げつづけた、あの日。
昨日のことのように思い出してしまいます。時間とは不思議なもの。

アインシュアインが、時間と空間は分離できない一つの「時空」である、と喝破して以来、この物理的空間の不思議さは、いよいよ増してきました。
宇宙は有限で、時間も有限である、と。なので、空間も時間も永遠に広がっちゅう、という概念は古臭く、間違っているのだ、などと漠然と思ったりしてきました。
しかし、確かに現在生きている、この時空は有限であっても、どうやらそんな時空が無限にあるらしい、という物理学の成果も読むようになりました。
で、現在の、この時空が成り立っちゅう奇跡のような物理状況は何故なのか、という疑問に対し、いや、無限にある時空の中の、偶然にも、この、物理状況が出現したのが我々の時空である、という答えもある。なので、奇跡のような物理状況は当然なのだと。うまく、こんな都合の良い物理状況ができあがったのではなくて、無限にある宇宙の中で、この宇宙が偶然にもこんな物理状況だったので、この時空がある、という考え方。

なんか、結局、宇宙が無限だと思っていた頃に戻ってしまったようだ。
唯物論者が唯物論を極めていくと、唯神論へ行き着く、という話も、なんとなく理解ができてしまいます。

ともあれ。
今年の天体関係のニュースで、記憶に残るのは、やはり金星探査機「あかつき」の再チャレンジ成功でしょうか。
写真は、今朝の金星。上岡八幡宮さん境内から撮影してみました。東の空に一際明るく輝く金星。あの周りを、10日かけて1周している「あかつき」。
致命的と思われた失敗を乗り越え、数々の障害を乗り越え、5年の歳月を経て、再び軌道投入へのチャレンジを行った「あかつき」。その大成功は、勇気と力を我々に与えてくれましたよね。

もう、スピカ、デネボラ、アークトゥルスの、「春の大三角形」は東の空高く上がり、北東の地平線には夏の大三角形の一角をなす、こと座のベガも見え始めました。サソリ座のアンタレスも赤い姿を見せるようになり、空ではもう、夏が始まっちょります。
また、アッという間に、あの夏の星々が高く上がり、夏になる頃には、オリオン座が明け方の東の空に上がり始める。そんな繰り返し。

しかしそんな繰り返しも、この我々の時空の中では一瞬のことであり、有限。その外には、そんな有限な時空が無限にあるかも知れない、などと考え始めると、止まらない。

この不思議な生に感謝し、また、新しい年を迎える準備をしましょう。


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