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ひまわり文庫、2019年4月の新刊〔5829〕2019/04/01

ひまわり文庫、2019年4月の新刊

2019年4月1日(月)晴れ

なにやら、今日は、新しい元号が発表されるとか。気にはなります。そんなこんなの4月1日。そう。もう、4月になってしまった。そんな訳で2019年4月、ひまわり文庫の新刊でございます。

 

新しい元号については、中国の古典からの引用が基本であるとか、日本古典を引用すべきとか、喧しい。けど、もしそういった議論をするならば、白川静先生の研究を勉強してからにして欲しい、と思っている人は多いと思います。3月4日に「偉いひと」という題名で、にっこりひまわりを書いてますが、そこでもご紹介したのが、かの梅原猛さんとの対談本、「呪の思想」。白川静という知の巨人が、どんな考え方をもって研究に取り組んできたのか、よくわかる本。

 

で、久々に読みたくなって、書いました。白川先生の「中国の神話」。これは随分昔、白川静に嵌った頃に読んだことあります。が、その本がどこかへ行ってしまってたので、久々に読みました。あの頃の読後感と、少し古典の知識が増えてからの読後感は、これまた全然違いますね、良い本は、幾度か、思い出したように読んでみる、というのが必須だと思う。

 

「仏教抹殺」は、明治初期の廃仏毀釈運動がどのような思想のもとにどんな風に始まり、どのような地域でどんなに展開していったのか、を、解説してくれてます。人間の愚かしさよ。なんでもそうですが、思い込みが激しすぎるとロクなことにならん、という典型例。取り返しがつかんことをしでかしてしまっても、自分は良いことをしたと思い込んでいる愚かしさ。いや、この廃仏毀釈運動が激しかった地域としては、もちろん高知県も挙げられてます。そう言えば高知は、人口当たりの神社数が全国1位だと、何かのランキングに乗ってました。

 

「池袋ウェストゲートパーク」。この本は1997年にオール讀物推理小説新人賞を獲った作品ね。石田衣良。もうね。頭の中、空っぽにしてするするーっと読める痛快丸かじり本でございます。初めて読んだけど、時々続編も読んでみましょう。出張の電車車内とかで読むのに最適っぽいです。

 

そして「ブラタモリ17」。角川書店発行の、あのNHK「ブラタモリ」を書籍にしたもの。NHKブラタモリ制作班監修なので、内容は間違いございません。ご承知の通り、この「高知」編は、僕が案内させて頂いてますので、まあ、おヒマな方は読んでみてください。もう、既にかなり懐かしくなってきたブラタモリ高知編。

 

「思いつきで世界は進む」。先日亡くなった橋本治さんのエッセイ。今の世の中の在りようを問う、橋本治らしいエッセイ。ある意味、白川静先生とは違った意味で、橋本治も知の巨人だと思う。僕の学生時代からのアイドルですきんね。

 

「交雑する人類」は、オーテピアで借りてきてる本。だから正確に言うとひまわり文庫の新刊ではないけど、面白かったのでここで紹介しちょきます。以前、「ネアンデルタール人は私たちと交配した」という本を読んだこと、書いたことあります。その本を書いたスヴァンテ・ペーボ博士の研究室で研究していた著者が、それからの圧倒的ゲノム解析技術進歩の成果をもとに、現生の人類は、色んな地域でネアンデルタール人やデニソワ人などと交雑をしたりしなかったり、複雑なルートを辿りながら広がって今に至る、という事実を解き明かす。この、ほんの数年の技術進歩は凄まじいですな。考古学の常識を覆す、新しい知見が次から次へ。すごいもの。こんな研究の最前線に携わる人たちの達成感て、すごいんではないかと思いました。僕には無理だけど。

 

そして。

こないだ詳しくご紹介した「鬼子の歌」。もう、詳しくは書きません。とにかく僕のツボ。ど真ん中。この片山杜秀さんという人物、小学校の高学年頃には日本製クラシック音楽のマニアになってて、13歳の時には伊福部昭に話しかけてサインを貰ったという筋金入り。視点と分析が面白いの。そしてその視点が、ツボなんです。

 

思わず、同じ片山杜秀著の「ベートーベンを聴けば世界史がわかる」も買ってしまった。面白いですね。これは結構メインストリームの歴史を視点を変えて辿ってる本。でも、たぶん、この片山杜秀の真骨頂は偏愛。そう。偏愛。

 

これからも、このにっこりでは片山杜秀さんの本と白川静さんの本と橋本治さんの本は、幾度も登場していくことになると思います。

僕も偏愛ですか?じゃあ、石田衣良も、読みます。

 

さあ。4月。月曜日。夜が明けてきました。張り切って仕事仕事。


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