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玉川上水RUN〔5937〕2019/07/18

玉川上水RUN

2019年7月18日(木)晴れ

東京。昨日のお昼の飛行機でやって来てます。東京は雨も降らず、蒸し暑いですな。それにしても人が多い。どこもかしこも人ばかり。よくもまあ、こんなに人間が居るもんだ。いや、ホント。

 

昨夜は神泉で飲んでました。渋谷から井の頭線で一つ目の駅。渋い。

渋谷はご存知の通り、渋谷川によって武蔵野台地が開削された谷間にできた町。こんな感じで。で、道玄坂の台地を越えた場所にあるのが神泉。道玄坂の上は荒木山と呼ばれてるらしいけど、その向こう側は少し雰囲気が違う、ちょっと静かで洒落た街になってました。知らんかったけど、良い飲み屋さんが並んでて、ザーザコしてなくて、良いね。

 

で、新宿に泊まってました。今朝は5時に起きだして、玉川上水RUNを敢行して参りました。東京の街はずいぶんと走ったけど、玉川上水を走るのは初めて。とってもワクワクしながらの玉川上水早朝RUN。

玉川上水は、言わずと知れた、大都市江戸に飲料水をもたらす為に作られた水路。1653年に、羽村につくられた取水堰から四谷大木戸まで43kmの上水が引かれたのでありました。

大都市江戸は、玉川上水抜きにして有り得なかった訳ですな。

水を吸いやすい関東ローム層があったりして、なかなか苦労したと言いますね。大河多摩川から取水して、武蔵野台地の尾根をずうっと走る、玉川上水。

 

そう。武蔵野台地は結構ウネウネしてますきに。

43kmでの標高差が100m。それだけ聞くと、野中兼山先生や、その腹心一木権兵衛さんにしてみたら、水路引くのはおちゃのこの条件やったみたいにも見えます。でも、武蔵野台地はウネウネ台地。たくさんの川が台地を開削して谷になってるのが武蔵野台地であるのである。

 

普段、東京を走るときには、台地のウネウネを足で感じながら走るんだけども、今日は上水RUNだから、ウネウネしてませんでした。上水がゆくるりと流れてた訳だから当たり前。

もちろん暗渠になって公園になってたり少しだけ水が流れてたり、といった風情の現在の玉川上水跡地ですが、ずうっと辿って走れます。

基本、甲州街道と並行して流れている玉川上水。甲州街道も、武蔵野台地の尾根道ですきんね。道路の場合は、少々起伏があっても良いけど、水路はそういう訳には参らんので、そのルート取りに苦労した形跡を感じること、できました。

 

写真はここ。京王線代田橋駅の南。良い雰囲気の、水の匂いのする場所。向こうの水路の上に代田橋駅。各駅停車が停まってます。

上水は、ここから笹塚まで東北東に流れたあと、南東に向きを変え、そして折り返して北流する、という複雑な流れを見せてます。甲州街道はまっすぐなのに。

これはもう、地形しかない。

そこで地理院地図の土地条件図を見てみると、こうだ。笹塚駅と幡ヶ谷駅の間に谷があるので、それを迂回する為に、南へ大きく流れを変えてたことが、わかります。

藩政期初期の土木工事でも、地形、地盤、地質などを科学的に考慮しながら、最適なルート、最適な工法を模索してたんでありましょう。頑張ったね、玉川兄弟。

 

そんな先人の努力を足で感じながら走った玉川上水RUNでした。汗がぼったりしょ。

さあ。気分スッキリの朝。東京で頑張って仕事仕事。


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