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千里の駒〔6141〕2020/02/07

千里の駒

2020年2月7日(金)曇り

昨日の夜は結構冷やかったので、いよいよ高知市も今朝は氷点下か?と思ってましたけど、そんなに冷えてません。雲が多いので、放射冷却してないんだ。会社のある日章は、昨日の朝は-0.8℃まで下がったけど、高知市は0.7℃。元旦の0.4℃を更新することは叶いませんでした。

 

さて。

昨日、会社の僕の部屋にある創業者吉澤八洲夫の色紙をご紹介しました。このところ、部屋の中の写真が多いですね。なんか知らんけど。

勝つまでは 止まらず走れ 千里の駒

 

今朝は、ここに登場する千里の駒の話。

 

高知県人なら、千里の駒と聞いて思い出すのは「汗血千里駒」でしょう。坂本龍馬が有名になるきっかけの一つともなったと言われる、明治初期の小説。高知新聞の前身で、自由民権運動の機関紙でもあった「土陽新聞」に明治16年から連載された、坂崎紫瀾の代表作。

政府による民権派弾圧の中で、土陽新聞は、いろんな工夫を凝らしてます。坂崎も、新聞に民権運動、政府批判の文章を直接書いたら弾圧されるので、小説のかたちで、暗に主張を繰り広げる、という意図が「汗血千里駒」にあったのは、有名な話。

それはともかく、この小説での龍馬の躍動は魅力的で、後世の龍馬のイメージが確立されている原型が「汗血千里駒」であったのは、間違いありません。

 

当然「千里駒」は龍馬のこと。千里を走る、馬。才能のある人物。

我らが「大言海」を見てみよう。

 

せんりの-こま

千里駒

(一)名馬ノ素質アル若キ馬。(駒ハ二歳ノ馬)

(二)有用ノ器トナル可キ、俊才ノ若者ヲ譬ヘテ云フ語。

 

つまり、千里の駒は、将来への可能性を秘めた若者、という訳ですね。

70歳が近づいていた吉澤八洲夫が、どういう思いでこの色紙を認めたのか、今では知る由も、ありません。

しかし、年齢を重ねても、若い、青雲の志を持ち続けていたことは、わかる。千里の駒。

 

龍馬は、子供の頃は才能ある俊才とは思われてなかった。しかし千里の駒となって、アッと言う間に幕末を駆け抜けていった。

吉澤八洲夫は、千里の駒であり続けて、高知県の酪農乳業の発展のために走った。

 

俊才でもなんでもなく、もう若くもない僕ですが、一生、千里の駒を目指して、一歩一歩、歩いていかんといけません。なんせ、千里の道も、一歩から、ですきに。

 

世の中にはたくさんの沁みる言葉がありますね。

言葉が、人をつくっていく。


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