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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

それぞれの8月15日〔6331〕2020/08/15

それぞれの8月15日

2020年8月15日(土)晴れ

8月15日。今日の新聞も、終戦、戦争にちなんだ記事が多いですね。しかし、戦争を体験した人がどんどんと少なくなっていく中、僕らは、どのようにしてその記憶、記録を後世につないでいくのか、試されています。

いろんな歴史を学んでみること。見たいと思うものだけを見ず、ネットの情報だけを鵜呑みにしないこと。まだまだネットのリテラシーが成熟していない社会は、キチンと学ぶことの難しい時代なのかも知れません。

 

やはり、戦争を体験した人の話を聞くのは、大切。半藤一利さんは、若い頃、なかなか語りたがらなかったり、自慢話に終始したりする戦争当事者の声を、一生懸命集められました。早くしないと、みんな、喋らないうちにあの世へ行ってしまう、という危機感の中で。

そうして集められた証言は、すさまじい臨場感を持って、戦争の実態を伝えてくれます。

今朝は、午前1時に起きて出社、早朝の集乳を動画に収めたりしてました。8月15日の早朝。半藤一利さんには「日本のいちばん長い日」という名著があります。軍部の猛反対の中、いかにして終戦を迎えたのか。そして8月14日夜から15日朝にかけての、終戦を受け入れたくない軍人によるクーデター未遂「宮城事件」を克明に描ききっておられます。映画化もされてて、これこれも、よくできた映画でした。

真夜中の道路に車を走らせながら、今から75年前の真夜中に起こった事件に思いを馳せておりました。

 

会社の東は香南市野市町。香南市野市図書館で、今、少年兵が残したまんがと絵手紙が、明日まで展示されています。高知市に生まれ、旧夜須町で育った山崎祐則さんが描いたもの。マンガや、マンガが描かれた家族への手紙など。

 

16歳で海軍航空隊に入隊し、19歳で戦死した山崎さん。

実にマンガが上手で、旧制中学の城東中学校在学中は「青空高志」のペンネームでたくさんのマンガを描き、予科練入隊後も、「航空兵第一歩」「空の少年兵」「予科練時代」といった作品を描いてます。遺族に出した手紙にも、たくさんのマンガ。

上手です。とても上手。他にも趣味は多彩で、いろんなことに秀でた少年だったこと、わかります。

昭和20年3月21日、神風特攻隊の「菊水部隊銀河隊」で、銀河に搭乗して出水より飛び立ち、九州南東海方面にて戦死。

その直前に書かれた手紙や、貯金通帳に走り書きされた遺書は、涙を誘います。山崎さんは、どんな気持ちで特攻していったのか。それは誰にもわかりません。しかし、描かれたマンガのやさしさと、特攻直前の手紙が、僕らにいろんなことを考えさせてくれます。

 

大正14年生まれで城東中学(一中)。僕の亡き父は、昭和2年生まれの城東中学なので、父とは2学年違いでしょうか。同じ校舎に在学したことがありそうです。

もし特攻に行かなかったら。その後の人生はどんなだったろう。

 

このような、貴重な貴重な戦争の時代の記録を見て、僕らは平和の尊さを思い、何をすべきかを考える。

今日は、そんな8月15日。


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