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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

有枝橋100年〔6887〕2022/02/22

有枝橋100年

2022年2月22日(火)晴れ

20220222

2並びの日。200年後には22220222の日が訪れるけど、それまではなかなか生きておれんねー。で、2月も後半。やけど、冷やいねー。今朝は氷点下。結構シビコオリました。でも、山は雪ではないようで、高速道路もちゃんと通れてます。

僕は、早朝から、高速ではなくて下道を、松山方面へと向かいました。雪もなくて快適な国道33号線。

 

愛媛県にはいり、素敵な巨岩が屹立する御三戸(みみど)の三叉路を過ぎてしばらく走ると、美川小学校の手前の右手に、こんな橋が架かっているのが見えます。いや、なかなか気付かんよね。この橋が、かつての国道の橋。久万川に、支流が流れ込むところに架けられた、橋。有枝橋。この場所

 

なかなか美しい鉄筋コンクリート橋。

調べてみると、こんなページがありました。架橋されたのは大正11年。なるほど。1922年で、今から丁度100年前。100年経っても現役で、地元のひとたちが毎日渡っている有枝橋。

大正11年というと、弊社の創業年だ。弊社と同い年の橋、ということで、なんか、親近感が湧きますな。日本で鉄筋コンクリートの橋が架けられるようになったのは大正初期。技術がどんどんと進んでいた時期。そんな頃、愛媛県は、愛知県の三河と並んで、鉄筋コンクリートがたくさん架けられた地域なんだそう。特に、面河川とその支流。この有枝橋が架かるのは久万川の支流で、久万川は面河川の支流で、面河川は高知県に入ると仁淀川になります。

 

開腹アーチ橋としては愛媛県最古。と、言いますか、R形状の開腹道路橋としては日本で最初の橋、とも書かれてますね。「開腹」は、たぶん、この写真でわかるように内部が空洞みたいになっている構造。R形状ってのは、曲線処理されたデザイン。

その特徴ある構造のおかげで、こんなにも美しい橋ができたのでした。今も現役、てーのが、えらい。で、設計したのが、愛媛県庁の坂本技師なんだそう。そういうキーマンが、どこの地域にも存在するもんやね。随分以前、鏡川に日本で最初に架けられた「沈下橋」のこと書いたけど、それを設計したのは高知市役所の吉岡技師で、建設にGOを出したのは、同じく市役所の清水課長。

いまはもう無い、鏡川の沈下橋が完成したのが昭和2年。

大正から昭和初期にかけて、各地の土木技師たちは、競うように美しくも革命的なインフラ整備に邁進していたことが、わかるねー。

 

100年後の今。そういう先人の発想や熱意を忘れずに、邁進していかんといけません。この、弊社と同い年の美しい橋に、勇気づけられる愛媛道中なのでした。


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